転置ツール
[転置]ツールを使用すると、データテーブルの方向をピボットすることができます。 水平軸のデータ列を縦軸に表示できるように、データを変換します。
同様に、 クロスタブツール を使用して、データの方向を 垂直から水平に回転させることができます。
このツールは、非適合データの抽出に役立ちます。 転置できる行数、列数に制限はありません。
ツールを設定する
[キー列] を使用して、どの列を分割して表示するかを転置ツールに指示し、次にデータ列を使用してどの行を分割するかを設定します。
- キー列: テーブルを回転させる列を選択します。 列の名前は水平軸上に残り、選択されたデータ列ごとに値が垂直方向に複製されます。
- データ列: 分析を実行する列を選択します。
- 欠落している列: 欠落している列に対して必要な動作を選択します。 エラー - ツールが処理を停止し、エラーメッセージが表示されます。 警告 - 処理が続行され、ツールに警告メッセージが表示されます。 無視 - 欠落している列は無視されます。
キー列の例
選択したキー列は垂直方向に複製され、転置するデータ列ごとに行が作成されます。
例えば、2行と4列を含むテーブルがあるとします。 データ列の選択を解除せずにテーブルを転置してキー列を選択すると、選択したキー列である "Name"(選択した残りのデータ列の名前)、選択したデータ列の値と共に6行と3列が表示されます。
データ列の選択を解除すると、転置ツールの後の行数が減少します。
テーブルを転置した後に表示される行数は、「最初の行数×選択したデータ列数」からキー列として選択した列を差し引いた行数に等しくなります。