
フォーミュラツール
バージョン:
2022.1
Last modified: September 15, 2021
フォーミュラツールは、1 つ以上の式を使用して新しい列の作成、列の更新、さまざまな計算や演算を実行します。式の作成に使用する関数の一覧については、関数 を参照してください。
フォーミュラツールを使用すると、以下のことが行なえます。
- 条件ステートメントの適用
- 数値と文字列の変換
- 日付の書式設定
- ファイルパスの抽出
- ファイナンスアルゴリズムまたは数学的計算の適用
- 最小値と最大値の検索
- 空間データの分析
- 文字列データのクレンジング
- データに対して検証テストの実行
ツール設定
設定 ウィンドウで、列の選択 ドロップダウンを経由して、データの 出力列 を選択します。既存の列を選択するか、新しい列を追加できます。新しい列を追加するには、次の手順に従います。
- + 列を追加 を選択して、新しい列名を入力します。
- データ型: 必要に応じて、データ型を選択します。参照: データ型
- サイズ: 固定 10 進数、文字列型、または空間オブジェクトデータ型のサイズまたは幅を変更できます。
- 式エディターを選択して、式を作成します。ワークフローが実行されると、データプレビューボックスには、適用された式を含む指定された列のデータの最初の行が表示されます。
式の作成
式を作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 式エディターにテキストを直接入力します。
- Ctrl キーを押しながら Space キー を押すと、すべての関数の一覧が表示されます。
- 単語またはフレーズを入力して、一致する関数の一覧を表示します。
- 「[ (レフトブラケット)」を入力すると、式で使用できる変数の一覧が表示されます。変数は次のとおりです。
- 列: 受信接続のデータ、または前の式で作成された列。
- 質問からの接続: ツールがアプリまたはマクロで使用されている場合、ツールの質問アンカーに接続されたインターフェースツールの値を式エディターで指定します。質問の値を式の変数として使用する場合は、質問アンカーを使用します。参照: インターフェースツール
- 定数: 1 つの場所の値を変更し、その変更をワークフローの残りの部分に適用できるようにするワークフローのグローバル変数。参照: 定数
- 関数「fx」アイコンを選択して、関数のカテゴリを検索および参照します。参照: 関数
- 列と定数 「x」アイコンを選択して、入力または新しく作成された列と定数を検索および参照します。
- 最近の式と保存された式「フォルダー」アイコンを選択して、最近の式と保存された式を検索および参照します。
- 式エディターの式を使用して、式の保存「ディスク」アイコンを選択し、名前を入力して 保存 を選択します。式を作成したら、後で使用するために保存できます。
式の追加
関連する列のデータを変更したり、同様の操作を行う場合は、複数の式を単一のフォーミュラツールに追加すると便利です。関連しないデータを修正したり、関連しない関数を実行する際は、複数のフォーミュラツールを使用すると、ワークフローのトラブルシューティングが容易になります。式を追加するには、+ アイコンを選択します。
式の並び替え
式が適用される順序は、複数の式が同じデータを変更した場合の結果に影響します。式の順序を変更には、並び替えアイコン (式エディターの左側にある) を選択したまま、式を上下にドラッグします。
追加の入力アンカー
このツールには式エディターが含まれているため、アプリまたはマクロワークフローでツールを使用すると、追加の入力アンカーが表示されます。インターフェースツールを使用して質問アンカーに接続します。参照: インターフェースツール