
Blob入力ツール
バージョン:
2022.3
Last modified: February 15, 2022
ツールごとに学習
Blob 入力には、「ツールごとに学習」が用意されています。サンプルワークフロー を参照して、Alteryx Designer でこのサンプルやその他の多くのサンプルに直接アクセスする方法を確認してください。
ファイルを直接閲覧するか、読み込むファイルのリストを渡すことによって、Blob 入力を使用して画像またはメディアファイルなどのバイナリラージオブジェクトを読み込みます。
ツールの設定
Blob 入力ツールは、入力ツールとして設定するか、またはファイルのリストがツールに渡され、ツールがそれを読み込むパススルーツールとして設定することができます。
入力ツールとして設定
ファイル名: 読み込まれる Blob のファイル名を指定します。すべてのファイルタイプがサポートされています。
パススルーツールとして設定
- 入力データストリームには、読み込まれるファイル(Blob)のリストが含まれている必要があります。
- 読み込まれるBlobのファイル名を指定します。すべてのファイルタイプがサポートされています。Alteryx によって、文字列が入力ストリームの内容に置き換えられます。
- オプションの入力を使用してファイル名を変更する: 適切なアクションを選択して、上記のファイル名で指定された文字列を置き換えます。
- ファイル名の変更方法: 上記のファイル名で指定された内容を置き換えるアクションを選択します。例えば、ファイル名を .\data\images\image.png と設定します。
- ファイル名の後にフィールドを付加: 指定したフィールドの内容が、拡張子の前のファイル名の末尾に追加されます。上記の例を使用すると、指定したフィールドの値が apple である場合、結果のファイル名は .\data\images\imageapple.png のようになります。
- ファイル名の先頭にフィールドを付加: 指定したフィールドの内容が、ファイル名の先頭に追加されます。指定したフィールドの値が banana である場合、結果のファイル名は .\data\images\bananaimage.png のようになります。
- ファイル名をフィールドで置換: 指定したフィールドの内容が、拡張子の前のファイル名として使用されます。指定したフィールドの値が grape である場合、結果のファイル名は .\data\images\grape.png のようになります。
- パス全体をフィールドに置換: 指定したフィールドの内容が、ロケーションディレクトリ、ファイル名、および拡張子として使用されます。指定したフィールドの値が C:\Temp\rainbows_and_unicorns.jpg である場合、結果のファイル名は C:\Temp\rainbows_and_unicorns.jpg のようになります。
- 以下のフィールドを使用: ドロップダウンリストを使用して、ファイル名の置換データを含む入力フィールドを選択します。
- ファイル名の変更方法: 上記のファイル名で指定された内容を置き換えるアクションを選択します。例えば、ファイル名を .\data\images\image.png と設定します。
- ファイルが見つからない場合はエラーで停止する: オンにすると、ファイルが存在しない場合にエラーがスローされます。エラーは「ファイルにアクセスできません: (ファイルパス)」のようになります。
入力ツールまたはパススルーツールの設定
- 読み込まれるBlobのファイル名を指定します。すべてのファイルタイプがサポートされています。
- Blob オプション: 大きなファイルを処理するオプションを提供します。
- Blob をチャンクに分割: オンにすると、Blob は小さな Blob、つまり「チャンク」に分割され、個々のレコードとして下流に送信されます。各レコードは、この Blob と、各チャンクのシーケンス番号である「BlobNumber」と呼ばれる追加のフィールドを含むようになります。最初は 1、2 番目は 2 などです。
- チャンクの最大サイズ: 作成される各チャンクのサイズ (KB) を指定できるようになります。読み込まれた元の Blob がチャンクサイズの正確な倍数でない場合、最終チャンクはこのサイズより小さくなります。元の Blob がチャンクサイズよりも小さい場合、それは単一の Blob として出力され、レコードに追加された「BlobNumber」フィールドを引き続き保持します。