変換関数

バージョン:
2022.3
Last modified: July 21, 2022

変換関数は、1 つのデータ型または形式を別のデータ型または形式に変換します。数値を文字列に、または文字列を数値に変換するには、変換関数を使用します。変換関数は、文字列データ型と数値データ型で使用できます。

BinToInt

BinToInt(s): バイナリ文字列を整数に変換します。精度は 53 ビットに制限されます。長さは最大 64 ビットです。たとえば、1 のビット 53 個と 0 のビット 10 個で構成される文字列を変換できます。

BinToInt("101010101") の結果は 341 になります。

文字列の長さが厳密に 32 文字または 64 文字の場合、符号付きの数値として扱われます。
BinToInt("11111111111111111111111111111011") の結果は -5 になります。

先頭に符号の「+」や「-」が付いている場合は、常に符号付きの数値として扱われます。これは、32 文字 と 64 文字を符号付きの数値として扱うというルールよりも優先されます。
BinToInt("-111") の結果は -7 に、

BinToInt("+111") の結果は 7 になります。

以下の例はすべて同じ値 9,223,372,036,854,774,784 または 0x7FFFFFFFFFFFC00 を返します。
​​​​​​BinToInt("111111111111111111111111111111111111111111111111111101000000001") 切り上げ、

BinToInt("111111111111111111111111111111111111111111111111111110000000000") 丸めなし、

BinToInt("111111111111111111111111111111111111111111111111111110111111111") 切り捨て。

CharFromInt

CharFromInt(x): 入力した数値 x と一致する Unicode® 文字を返します。

CharFromInt(66) は、B (U+0042「ラテン文字の大文字 B」) を返します。

CharFromInt(169) は、© (U+00A9「著作権マーク」) を返します。

CharFromInt(1071) は、Я (U+042F「キリル文字の大文字ヤー」) を返します。

CharFromInt(127944) は、フットボールのアイコン (U+1F3C8「アメリカンフットボール」) を返します。

CharFromInt(0) は、文字の表現に使用できない整数は結果が null になる可能性があるため、[null] (U+000「ヌル」) を返します。

CharFromInt(55300) は、現在文字を表現していない整数は通常のフォントではレンダリングされないため、[null] を返します。

CharToInt

CharToInt(s): 入力した Unicode® 文字 s と一致する数値を返します。

CharToInt("B") は、66 (U+0042「ラテン文字の大文字 B」) を返します。

CharToInt("©") は、169 (U+00A9「著作権マーク」) を返します。

CharToInt("Я") は、1071 (U+042F「キリル文字の大文字ヤー」) を返します。

CharToInt(フットボールのアイコン) は、127944 (U+1F3C8「アメリカンフットボール」) を返します。

ConvertFromCodePage

ConvertFromCodePage(s, codePage): コードページのテキストを Unicode に変換します。コードページの詳細については、コードページ のドキュメンテーションを参照してください。

ConvertToCodePage

ConvertToCodePage(s, codePage): Unicode® エンコーディングのテキストを特定のコードページに変換します。コードページの詳細については、コードページ のドキュメンテーションを参照してください。

HexToNumber

HexToNumber(x): HEX 文字列 x を数値に変換します (53 ビットに制限されています)。

HexToNumber(dd) は、数値 221 に変換されます。

IntToBin

IntToBin(x): x をバイナリ文字列に変換します。

IntToHex

IntToHex(x): x を HEX 文字列に変換します。

ToNumber

ToNumber(x, [bIgnoreErrors], [keepNulls], [decimalSeparator]): 文字列 x を数値に変換します。ToNumberは、科学的表記倍精度として解釈できる文字列を受け入れます。既定では、ピリオドが小数点記号として使用されます。

数値以外の値

ToNumber は、文字列を最初から評価し、数値以外の値 (コンマ、ピリオド、スペース、アポストロフィは無視) を検出すると停止します。

たとえば、文字列「June 2022」は 0 または [Null] を返し (設定による)、「2022 June」は 2022 を返します。

オプションのパラメーター

bIgnoreErrors 

  • (既定) 0 または false は、変換エラーメッセージを報告します。
  • 1 または true は変換エラーを無視します。

keepNulls

  • (既定) 0 または false は、数値以外の値 (null を含む) をゼロに変換します。
  • 1 または true は、数値以外の値を null に変換します。

decimalSeparator: 入力文字列で使用される小数点記号です。

  • (既定) "." はピリオドを小数点記号として指定します。
  • "," はコンマを小数点記号として指定します。

decimalSeparator パラメーターは、入力文字列に設定されたすべての桁区切り記号 (スペース、ピリオド、カンマ、またはアポストロフィ) を無視します。

ToNumber("878") は、文字列 878 を数値として返します。

ToNumber("4.256411411E9") は、文字列 4256411411 を数値として返します。

ToNumber("Number", "false") は、変換エラー (TONUMBER: 変換で数値情報が失われました。) で 0 を返します。

ToNumber("Number", 0, 0) は、変換エラー (TONUMBER: 変換で数値情報が失われました。) で 0 を返します。

ToNumber("Number", 1, 0) は、変換エラーなしで 0 を返します。

ToNumber("Number", 1, 1) は、変換エラーなしで [Null] を返します。

ToNumber("123456,789", 1, 1, ",") は、123456.789 を数値として返します。

ToNumber("123.456,789", 1, 1, ",") は、123456.789 を数値として返します。これは、ピリオドが自動的に桁区切り文字として解釈されるのに対し、コンマは decimalSeparator で小数点として指定されるためです。

ToNumber("June 2022") は、0 を返します。関数は、即座に数値以外の値を検出し、0 に変換します。

ToNumber("2022 June") は、2022 を数値として返します。数値以外の値 (June の J) を検出すると停止します。

ToNumber("6/1/2022") は、6 を数値として返します。数値以外の値 (/) を検出すると停止します。

ToNumber("2022 5:00:00") は、20225 を数値として返します。数値以外の値 (5 より後) を検出すると停止します。

ToString

ToString(x, numDec, [addThousandsSeparator], [decimalSeparator]): numDec の小数位を使用して、数値パラメーター (x) を文字列に変換します。既定の選択では、ピリオドが小数点記号として使用されます。

オプションのパラメーター

addThousandsSeparator

  • (既定) 0 は桁区切り記号を使用せずに数値文字列をフォーマットします。
  • 1 は桁区切り記号を使用してフォーマットします。既定では、コンマが桁区切り記号として使用されます。ただし、"," が decimalSeparator で指定されている場合は、ピリオドが桁区切り記号として使用されます。
  • "," は、コンマを桁区切り記号として指定します。
  • "." は、ピリオドを桁区切り記号として指定します。
  • " " は、スペースを桁区切り記号として指定します。
  • "'" は、アポストロフィを桁区切り記号として指定します。

decimalSeparator:

  • (既定) "." は、ピリオドを小数点記号として指定します。
  • "," は、コンマを小数点記号として指定します。

ToString(10, 0) は、10 を文字列として返します。

ToString(10.4, 2) は、10.40 を文字列として返します。

ToString(100.4, 2) は、100.40 を文字列として返します。

ToString(1000.4, 2, 1) は、1,000.40 を文字列として返します。

ToString(123456.789, 3, 1, ",") は、123.456,789 を文字列として返します。

ToString(123456.789, 3, 0, ",") は、123456,789 を文字列として返します。

ToString(1234567.89, 2, ".", ",") は、1.234.567,89 を文字列として返します。

ToString(1234567.89, 2, " ", ",") は、1 234 567,89 を文字列として返します。

ToString(1234567.89, 2, "'", ",") は、1'234'567,89 を文字列として返します。

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