
画像テンプレート
画像テンプレートを使用して、アノテーションに使用する画像データのテンプレートを作成します。
このツールは Alteryx Intelligence Suite の一部です。Intelligence Suite を使用するには、Designerに加え、別途のライセンスとアドオンインストーラーが必要です。Designerをインストール後、Intelligence Suiteをインストールし、無料トライアルを開始 します。
ツールコンポーネント
画像テンプレートツールには、2 つのアンカーがあります (入力が 1 つ、出力が 1 つ)。
-
入力アンカー: テーブル検出用のデータを含むアップストリームデータに接続する場合にのみ使用します。それ以外の場合は、[ファイルを開く] オプションを使用してデータを取り込みます。
-
出力アンカー: 出力アンカーは、アノテーションを下流のツールに渡す際に使用します。
ツールの設定
-
キャンバスに画像テンプレートツールを追加します。
-
[ファイルを開く] を選択してファイルエクスプローラーを開きます。これにより、画像の閲覧や検索を行うことができます。(ワークフローを実行する必要はありません。PDF は自動的に読み込まれます)。
-
矢印アイコンを使用して、アノテーションを付けるページに移動するか、テキストフィールドに特定のページ番号を入力します。すべてのページのレイアウトが同じ場合は、最初のページだけにアノテーションを付けます。アノテーションをすべてのページに適用するには、[テキストへ変換]ツールおよび[PDFからテキスト抽出]ツールの[すべてのページに画像テンプレートの最初のページのアノテーションを適用]を選択します。
-
画像の任意の場所をドラッグして、アノテーションを作成します。フィールドにアノテーションを入力します。ドロップダウンを使用して、注釈を文字列、表、または画像のうちどれで保存するかを選択します。Designerにアノテーションを 保存 します。注: アノテーションは、画像処理ツールのシフト機能のアンカーとして使用できます。シフトを使用すれば、スキャン処理中にシフトした画像の光学文字認識 (OCR) 結果を改善できます。
-
Designerの外部にアノテーションをエクスポートするには、アノテーション > エクスポート の順に選択してから、場所を選択します。アノテーションは、JSONファイルとして画像から独立してエクスポートされます。
-
アノテーションを読み込むには、注釈 > インポート の順に選択してから、すでに JSON ファイルとして保存されている注釈を選択します。
-
ワークフローを 実行 し、画像のアノテーションを下流のツールに渡します。
テーブル検出
テーブル検出を使用して、上流のツールからの画像から渡されたテーブルを抽出します。
- 検出したいテーブルを含む画像データを入力アンカーに接続します。
- これらのテーブルが含まれている画像フィールドを選択します。
- ワークフローを 実行 します。