複数行フォーミュラツール

[複数行フォーミュラ]ツールは[フォーミュラ]ツールの概念をさらに一歩進め、ユーザーがフォーミュラ作成の一部として行データを利用できるようにします。 このツールは、複雑なデータを解析し、累計、平均、パーセンテージ、その他の数学的演算を作成するのに便利です。

[複数行フォーミュラ]ツールは、ツールインスタンスごとに1つのフィールドのみを更新できます。 複数のフィールドを更新する場合は、各フィールドを更新するためにワークフローに[複数行フォーミュラ]ツールを追加する必要があります。

ツールを設定する

既存のフィールドを更新 または 新しいフィールドを作成 を選択します。 新しいフィールドを作成する場合は、名前を入力し、データ型 および サイズ を選択します。

式エディタのように表示される行変数を設定するには、行番号 を使用します。 1に設定すると、次の変数が表示されます。

  • 行-1 : アクティブな行の前行。
  • 行 + 0 : これはアクティブな行です。 アクティブな行には結果 が入ります。
  • 行 + 1 : アクティブ行の後の行。

アクティブ行が最初の行である場合は、存在しない行の値を指定する必要があります。

  • Null : Null 値が存在しない行に適用されます。
  • 0 または空 : 値は0または空のままに設定されます (デフォルト)。
  • 最も近い有効な行の値に設定 : 最も近い有効な行の値が、存在しない行に設定されます。

[グループ化 (任意)]: フィールドを個別に選択するか、[すべて] または [クリア] をクリックします。

選択したフィールドを更新する式を作成します。 参照: 式エディタ

このツールには式エディタが含まれているため、アプリまたはマクロワークフローでツールを使用すると、追加の入力アンカーが表示されます。 インタフェースツールを使用して質問アンカーに接続します。 参照: インタフェースツール