データラベルとアセット認証
アセット認証を使用すると、ワークスペース管理者が、値や説明などのデータラベルカテゴリの定義と管理ができます。管理者は、新しいラベルを追加したり、既存のラベルを有効または無効にしたりして、ワークスペース内のガバナンス、コンプライアンス、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の要件に対応できます。
エディターロールを持ち、データラベル機能がそのロールに割り当てられているユーザーは、アセットにデータラベルを適用できます。ビューアーロールのあるユーザーは、アセットリストを参照するときに適用されたラベルを表示して、フィルターとして使用できます。
データラベルはバージョン固有です。アセットが変更され、新しいバージョンが作成されたときは、ユーザーがそれを信頼できると判断するには、まずデータラベルを使用して新しいバージョンを認証する必要があります。
アセット認証
アセット認証により以下の機能が導入されます。
ワークスペース内では、以下の2種類のデータラベルを使用できます。
システム定義のデータラベル: これらのラベルは組み込みのため、完全に削除することはできません。ただし、ワークスペース管理者が、ワークスペースに不要な場合は無効にできます。詳細については、「システム定義のカテゴリとデータラベル」を参照してください。
カスタム(ユーザー定義)データラベル: カスタムデータラベルを使用すると、組織独自のカテゴリと値を作成して管理できます。ワークスペース管理者が、ラベルカテゴリの定義、値の追加または変更、説明の提供、必要に応じたラベルの有効化または無効化など、これらのラベルを完全に管理できます。カスタムラベルは、ワークスペース固有のガバナンス、コンプライアンス、組織標準に柔軟に対応します。
必要なロールとデータラベル機能を持つユーザーは、アセットリストページから直接、データラベルをアセットに割り当てることができます。
データラベルは、アセットの一覧表示とアセットの詳細ページに表示されます。
ロールベースアクセス制御(RBAC)による認証の管理と適用。
新しいアセットバージョンが作成されたときに、認証が自動的に無効化。
認証アクションの監査イベントとテレメトリ。
データラベルは、ワークスペース内のサポートされているアセットに適用されます。サポートされているアセットタイプのリストは、データラベルの機能拡張に応じて拡大します。
システム定義のカテゴリとデータラベル
既定では、以下のシステム定義のデータラベルカテゴリと値が使用できます。
カテゴリ | ラベル | 説明 |
|---|---|---|
認証 | ドラフト | 進行中、または未検証。レビューまたは変更が行われる場合があります。 |
レビュー中 | 認証のために送信されました。ガバナンスレビュー中です。 | |
認証済み | 正確で信頼でき、すぐに使用できる状態であることが正式に確認され、承認されました。 | |
廃止 | 新規使用には推奨されません。置き換えられたか、廃止予定です。 | |
機密性 | パブリック | 一般公開または広範な内部共有が承認されています。 |
内部 | 非公開。内部使用が承認されています。 | |
PII (個人識別情報) | 個人情報が含まれます。 | |
制限 | 機密性が高く、規制、セキュリティ、ビジネスへの影響によりアクセスが厳密に制御されます。 | |
データ品質 | メンテナンス中 | 変更またはメンテナンス中のため、一時的に不安定になります。 |
警告 | 既知の問題が、正確性または解釈に影響を与える可能性があります。 | |
古いデータ | 最新ではない可能性があります。更新や入力が遅れる場合があります。 | |
コンプライアンス | GDPR | 一般データ保護規則に準拠。 |
HIPAA | 医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律に準拠。 | |
CCPA | カリフォルニア州消費者プライバシー法に準拠。 |
データラベルの機能
ワークスペース管理者は、システム定義のデータラベルカテゴリを使用して、ガバナンスをサポートできます。システム定義のカテゴリと値については、カテゴリ名とカテゴリの値は編集できず、説明フィールドのみを更新できます。
カスタム(ユーザー定義)データラベルについては、ワークスペース管理者が、名前、値、説明の定義など、独自のカテゴリと値を作成して完全に管理できます。
データラベル機能を利用できるエディターは、データラベルを特定のアセットバージョンに適用できます。
プラットフォームには、そのバージョンとともにデータラベルメタデータが保存されます。
アセットコンテンツの変更により新しいバージョンが作成されたときは、データラベルは引き継がれません。
注記
メタデータのみの更新では、新しいバージョンやアセット認証は作成されません。
データラベルのステータス
アセットには、ステータスやガバナンス、その他の組織上の分類を示すデータラベルを適用できます。認証は、システム定義のデータラベルカテゴリの1つの例です。
認証ステータス
アセットバージョンごとに、認証ステータスがあります。
認証済み: そのアセットバージョンが信頼できるとマークされていることを示します。
未認証/要レビュー: そのアセットバージョンが信頼できるとマークされていないことを示します。
適用されたデータラベルは、以下の場所にバッジとして表示されます。
アセットの一覧表示
アセットの詳細ページ
注記
この動作は、ワークスペース管理者が作成したカスタム(ユーザー定義)ラベルなど、他のデータラベルカテゴリにも適用されます。
データラベルの設定
ワークスペース管理者が、データラベル管理用のコンソールでデータラベルを設定します。ユーザーはこの値を使用してアセットを認証します。
新しいデータラベルの作成手順
[ワークスペース管理者]に移動します。
左側のパネルから[ガバナンス]を選択します。
[データラベル]を選択します。既存の定義済みカテゴリのリストが表示されます。
[+新規]を選択して、新しいデータラベルを作成します。
以下のフィールドを含むダイアログボックスが表示されます。
カテゴリ: 以下のいずれかを選択します。
ドロップダウンリストから既存のカテゴリを選択します(コンプライアンスなど)。
[カテゴリ]フィールドに新しい名前を入力して、新しいカテゴリを作成します。
(オプション)ユーザーをこのカテゴリ内の1つのラベル値に限定する場合は、[このカテゴリでは、同時に適用できるラベルは1つだけです]を選択します。
注記
この設定は、既存のカテゴリでは変更できません。
名前: データラベルのラベル名を入力します。名前はそのカテゴリ内で一意である必要があります。
説明: Alteryx One全体で表示される説明を入力します。
定義したデータラベルの色またはアイコンを選択して、視覚的に識別できるようにします。
[作成]を選択します。
データラベルの作成後
カテゴリまたはデータラベルが正常に作成されたことを示す確認ダイアログが表示されます。
そのアクションが失敗した場合は、エラーメッセージが表示されるので、やり直すことができます。
保存されたデータラベルがライブラリの一覧に表示され、使用できるようになります。
データラベルの変更
ワークスペース管理者が、データラベルの編集、無効化、名前の変更、削除を行うことができます。
データラベルの変更手順
[ワークスペース管理者]に移動します。
左側のパネルから[ガバナンス]を選択します。
[データラベル]を選択します。既存の定義済みカテゴリのリストが表示されます。
変更するデータラベルの三点リーダーメニュー(⋮)を選択します。
使用可能なアクションは、ラベルがシステム定義かカスタムかによって異なります。
データラベルの編集
データラベルの編集手順
ラベルの横にある三点リーダーメニュー(⋮)を選択します。
[ラベルの編集]を選択します。
ダイアログで次を実行します。
注記
システム定義のカテゴリとラベルの場合、カテゴリ名やラベル値は変更できません。変更できるのは[説明]フィールドだけです。カスタムラベルはすべて変更可能です。
名前を更新します(カスタムラベルのみ)。
[説明]を更新します。
必要に応じて色を変更します。
[保存]を選択します。
データラベル名の変更(カスタムカテゴリのみ)
データラベル名の変更手順
データラベルの横にある三点リーダーメニュー(⋮)を選択します。
[カテゴリ名の変更]を選択します。
新しい名前を入力します。
[保存]を選択します。
注記
システム定義のデータラベルの名前は変更できません。
データラベルの無効化
データラベルを無効にすると、そのラベルを他のアセットに適用できなくなります。
データラベルの無効化手順
データラベルの横にある三点リーダーメニュー(⋮)を選択します。
[ラベルの無効化]を選択します。
確認メッセージを確認します。
ラベルが現在アセットに適用されている場合は、そのままアセットに残ります。
無効になっているラベルは、新しいアセットに追加できません。
[無効にする]をクリックして確定します。
データラベルの削除(カスタムラベルのみ)
データラベルの削除手順
注記
システム定義のデータラベルは削除できません。
ラベルの横にある三点リーダーメニュー(⋮)を選択します。
[ラベルの削除]を選択します。
確認メッセージを確認します。
アセットに適用されているラベルを削除すると、影響を受けるすべてのアセットのすべての現在のバージョンから完全に削除されます。
このアクションを元に戻すことはできません。
[削除] を選択して確定します。
認証のロールと機能の設定
アセット認証プロセスでは、専用の機能を使用して、アセットの認証と認証の管理ができるユーザーを制御します。ワークスペース管理者が、適切な責任分担を維持しながら、ガバナンスのサポートに必要な権限のみを割り当てます。
ワークスペース管理者は、以下の役割を使用してアクセスの定義と管理ができます。
ワークスペース管理者(専用機能を使用): ワークスペース管理者は、データラベルの管理とアセットの認証を担当します。ワークスペース管理者コンソールで、データラベルを作成して管理し、認証設定を有効または無効にできます。これにより組織は、認証設定やガバナンスポリシーを管理できるワークスペース管理者を制限できます。
エディター(専用機能を使用): エディターは、ライブラリなどのサポートされているアクセスポイント内からデータラベルを適用し、アセットを認証できます。これにより、誰がラベルを割り当てることができるかの制御を維持しながら、分散認証が可能です。
ビューアー: ビューアーアクセス権を持つユーザーは、認証ステータスとデータラベルの表示ができますが、変更や割り当てはできません。
ロールの作成と割り当て
アセット認証機能のあるロールの作成手順
[ユーザーとアクセスの管理]に移動します。
[ロール]を選択します。
[+ロールの作成]を選択します。
以下のユーザータイプからシートタイプを選択します。
ベーシックユーザー
フルユーザー
ビューアー
ロール名とオプションの説明を入力します。
表示されたオプションから[ロール機能の編集]を選択します。
Alteryx Oneで、[ガバナンス]に移動します。
適切なデータラベル機能を選択します。
[保存]を選択します。
ユーザーにロールを割り当てます。
認証スキーマの管理
ワークスペース管理者は、専用の機能を使用してワークスペース内の認証スキーマを管理できます。
機能: データラベル
ワークスペース管理者は以下のことができます。
ライブラリの一覧表示から、データラベルの認証値を設定、割り当て。
認証値を編集、無効化、削除。
注記
ワークスペース管理コンソールにアクセスしてデータラベルを作成および管理できるのは、適切な機能を持つユーザーのみです。
この機能を持たないユーザー(標準のエディターやビューアーなど)は、データラベルのカテゴリや値を管理できません。
アセットバージョンの認証
機能: データラベル
この機能を持つユーザーは、以下のことができます。
データラベルオプションにアクセスしてアセットを認証。
アセットのバージョンについて、データラベルを適用、更新、削除。
注記
データラベルは、アセットの現在の(最新)バージョンについてのみ適用、更新、削除ができます。過去のバージョンは読み取り専用のため、変更できません。
この機能を持たないユーザーは、データラベルの操作を表示または使用できません。