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AMP Engine でのパフォーマンスプロファイリング

Designer のパフォーマンスプロファイリングを実行すると、ワークフローの実行全体に対する相対的な実行時間をツールごとに表示できます。

従来の Engine は、各ツールの実行にかかった時間をミリ秒単位で返します。精度は 0.01 ミリ秒です。AMP には、各ツールに複数のワーカーを含めることもできますが、合計時間はツールごとに合算されます。

Performance Profiling in Designer

AMP プロファイリングのハイライト

  • 従来の Engine と AMP の間のパフォーマンスプロファイリングの結果は、動作が異なるため同列に比較することはできません。AMP は多くのスレッドを使用してタスクを実行しますが、ツールに使用されたすべてのスレッドをカウントして、合計時間を計算します。

  • この AMP のマルチスレッド性により、ツールあたりの合計時間がワークフロー全体の合計時間を超える場合があります。

ワークフローを実行するのに十分なメモリがない場合、AMP は追加のメモリ管理を実行し、その結果は、「 メモリ管理に N ミリ秒かかりました。ワークフローの総実行時間の M パーセントです。 」という別のメッセージで通知されます。

パフォーマンスプロファイリングは、ワークフローのどの部分が最適化に適しているかを確認するのに有用な方法です。次のような対処が可能です。

  • [ ワークフロー設定 ] - [ ランタイム ] で [ メモリ上限 ] を調整し、指定した範囲の容量を使用する。

  • 実行に長い時間がかかっているツールを、別の適切なツールまたはツールの組み合わせで置き換える。