Skip to main content

Designer の新機能

2024.1

バージョン: 2024.1.1.17 ( リリースノート を参照)

リリース日: 2024年5月1日

Pythonバージョンの更新

埋め込みPythonのバージョンが 3.10.13 にアップグレードされました。最新の情報とリソースを確認するには、 Python 3.10 Upgrade FAQ を参照してください。

新機能:Designer

aAiDIN Copilotプライベートプレビュー

生成AIを搭載した新しい機能、AiDIN Copilotが、まもなくDesignerに実装されます。AiDIN Copilotは、キャンバスにツールを自動的に追加し、Alteryxに関する有用なインサイトや情報を提供することで、ワークフローを強化します。この新機能の限定プライベートプレビューを提供しています。ぜひ、お試しください。興味がある方は、サインアップページにアクセスしてください。

テンプレートの更新

ワークフローテンプレートエクスペリエンスを更新しました。サムネイル画像、所有者、説明などのメタデータをテンプレートに追加できるようになりました。テンプレートをグリッド表示または一覧表示で表示するには、[テンプレート]ウィンドウを使用します。また、テンプレートを保存する既定の場所を変更することができます。詳細については、テンプレートを参照してください。

ユーザー設定UIの更新

Designerのユーザー設定がデザイン変更されました。このデザイン変更による最新のUIとより直感的なタブのグループ化で、ユーザーエクスペリエンスが簡素化します。アップデートの詳細については、ユーザー設定でご確認ください。

フォーミュラ式を個別に無効化

フォーミュラツールで特定の式を有効または無効にする選択ができるようになり、ワークフローの構築、テスト、トラブルシューティング、実行の方法がより柔軟になりました。さらに、分析アプリを設計するときに、式を無効にするトグルをアクションツールから動的に操作できます。たとえば、フォーミュラ式が実行されるかどうかをチェックボックスを使用して動的に決定するアプリを作成できます。

新しいフォーミュラ関数

新しいフォーミュラ関数がいくつか追加されました。

  • Coalesce

  • DateTimeQuarter

  • EqualStrings

  • FindNth

  • IsLowerCase

  • IsUpperCase

これらは関数が利用できるところであればどこででも確認できます。

AMP用に完全に変換されたツール

以下のツールが新たにAMP完全対応に変換されました。

  • スムージング

  • 一般化

  • ヒートマップ

  • 最寄り地点検索

  • 商圏分析

AMPでサポートされているツールのリストについては、AMPでのツール使用を参照してください。

ツールUIの更新

セレクトツール(およびセレクト機能を使用する他のツール)のユーザーインターフェースが更新されました。これにはセレクトコンポーネントのダークモードの実装が含まれます。さらに、サンプリング、ソート、およびユニークツールにツールUIの一貫性を持たせるためのアップデートを行いました。

ダウンロードツールのアップデート

ダウンロードツール内のPOSTリクエストのペイロードで、DCMタグの解決のサポートが拡張されました。また、ダウンロードツール内でヘッダーとペイロードの値(またはその一部)のBase64エンコーディングのサポートが追加されました。

列作成ツールの正式サポート

列作成ツールが正式にDesignerの変換ツールカテゴリに移動しました(以前はラボラトリーツールカテゴリにありました)。また、列作成に「ツールごとに学習」を追加しました。

AMPを使用したワークフローでエラーが発生した場合のEメールツールロジック

EメールツールのロジックをAMPで強化しました。動作が従来のエンジンと同じになり、Eメールツールが最後に実行するツールになりました(それより前のツールがすべて実行されていることが前提)。Eメールが送信される前に、ワークフローの他の検証を完了させることができます。これにより、Eメールの送信を妨げていたはずのエラーが発生しているのに、(Eメールを受信したことで)実行が成功したように見えるケースを防止できます。

Eメールツールは無効な形式のEメールアドレスを無視

Eメールツールの「宛先」のEメールリストに含まれるたった1つの無効な形式のEメールアドレスによって、その他の有効なアドレスへのEメールの送信が妨げられてはなりません。無効なEメールアドレスがある場合、エラーメッセージとしてログに記録され、プロセスは次の有効なEメールアドレスに進みます。

等しいことを検証ツール

等しいことを検証ツールは、新しいAMPネイティブの開発者ツールです。このツールは、2つのデータストリームが同一かどうかをテストし、同一でない場合はエラーになります。詳細については、等しいことを検証を参照してください。

Marketplaceアドオン

Alteryx Marketplaceからダウンロードする代わりに、Alteryx Designerのアドオンメニューから直接、Alteryxがサポートするアドオンをダウンロードしてインストールできるようになりました。アドオンの名前と説明に基づいて[アドオン]ウィンドウを検索したり、アドオンのバージョン番号を表示したり、Alteryx Marketplaceにアクセスしてすべてのアドオンを表示したりできます。

ベータリリース

この機能は現時点ではベータ版です。これは、一部のコンポーネントは完全に機能していないことを意味します。Marketplaceアドオンからアドオンをインストールすると、[インストール]ボタンに[更新]と表示されます。現時点では、この[更新]ボタンは機能しません。今後のリリースで引き続き機能実装を進めていく予定です。

ダークモードの更新

追加のDesignerコンポーネント(ツール設定コンポーネントを含む)がダークモードに対応しました。さらに、多くのマクロおよび分析アプリのインターフェースコンポーネントがダークモードに対応しました。詳細については、ダークモードを参照してください。

ベータリリース

ダークモードの機能は現時点ではまだベータ版です。そのため、特定のDesignerインターフェースコンポーネントのみがダークモードに変換されています。さらに、特定のコンポーネント(多くのツール設定を含む)が、現時点では一部のみがダークモードに変換されて表示される場合があります。今後のリリースで、ダークモードのための追加要素を引き続き追加していく予定です。

[ここからスタート] の更新

Designerを最初に起動したときに表示される、[ここからスタート]を更新しました。[ここからスタート]のコンテンツは現在コミュニティからオンラインでホストされるようになったため、頻繁に更新して、新機能や面白い機能をお知らせできるようになりました。

Designerオフラインヘルプファイルの更新

Designerのオフラインヘルプエクスペリエンスが更新されました。オフラインヘルプファイルの外観と操作性がオンラインヘルプ(help.alteryx.com)と同一になりました。オフラインでDesignerのヘルプにアクセスすると、オフラインヘルプホームページが表示され、Designerヘルプコンテンツを検索できるようになりました。

プロセス実行中のEngineログの読み取り

ジョブの実行中にEngineログを表示できるようになりました。これは、長時間実行されるワークフローで特に役立ちます。従来は、ログが読み取りに対してロックされており、ワークフローの実行中はアクセスできず、ワークフローがキャンセルされると削除されていました(ワークフローの実行プロセスに関する貴重な情報が失われる)。これは、長時間の実行が環境の安定性に影響を与える可能性があるServer環境では特に問題となっていました。

今回の変更により、ワークフローの実行中にEngineログを読み取ることができるようになりました(DesignerとServerの両方で)。ログの表示方法(ファイルビューアーの種類)によっては、ファイルを開いている間に追加のログ情報が表示された場合、ページを更新または再読み込みして、更新を確認するように求められることがあります。Engineログとその使用方法の詳細については、ナレッジセンターを参照してください。

スワップファイル管理の改善

既定の一時ディレクトリでのスワップファイル管理を改善しました。スワップファイルはセッションの一時ディレクトリのサブディレクトリ内に書き込まれるようになり、(e2Tempから)Swap*に名前が変更されました。

新しいExcelリーダー

新しい改良されたExcelリーダーを利用できるようになりました。XLSXファイルの読み込みが高速化して、Excelシートで範囲を選択しても、Designerの動作がまったく影響を受けなくなりました。また、データが少量であれば、選択した範囲のロードが維持されます。

入力ツールを使用した構造化形式でのJSONデータの読み込み

JSONデータ用の入力ツールに「構造化された形式でデータを読み込む」という新しい機能が追加されました。この機能はAMPでのみ使用可能です。この機能により、データを表形式で読み込むことができます。表形式では、1階層目のキーがフィールド名として使用され、そのフィールド内の値は適宜グループ化されます。これにより、値をグループ化し、表形式データに対して通常使用される操作を行うことができます。詳細については、JSONの読み込みを参照してください。

Parquetのサポート

Parquetファイル形式がAlteryxでネイティブにサポートされるようになりました(AMP Engineのみ)。

Trinoのサポート

DesignerがTrino接続をサポートするようになりました。詳細については、Trinoを参照してください。

Dremioのサポート

DesignerがDremio接続をサポートするようになりました。詳細については、Dremioを参照してください。

Databricksボリューム

DesignerがDatabricksボリューム接続をサポートするようになりました。詳細については、Databricksボリュームを参照してください。

AWSデータソース向けIAM認証サポート

AWSでホスト、提供されるお使いのデータソースの一部が、Designerでの認証向けにAWS IAMをサポートするようになりました。

  • Amazon Redshift

  • Amazon Athena

  • RedshiftバルクローダーのS3ステージング認証。

  • Amazon AthenaバルクローダーのS3ステージング認証。

  • DatabricksバルクローダーのS3ステージング認証。

OAuth 2.0 Authentication for Amazon S3 Tools

The Amazon S3 tools now support the OAuth 2.0 authentication. For more information, go to Amazon S3.

既定のDCMモードを「DCMのみ」に変更

重要

DCMモードが既定で[DCMのみ]になります。これにより、ツール設定の際にDCMを使用するためのチェックボックスが既定で表示されない場合があります。ただし、DCMモードの変更は、引き続きシステム設定またはユーザー設定で行うことができます。

この変更は、以前に構成したDCM設定を上書きするものではありません。Designerの新規インストール、およびDCM設定がこれまでに行われていないインストールにのみ適用されます。

詳細については、DCM - Designerを参照してください。

DCM汎用外部保管庫

認証とシークレットの取得を処理するカスタムスクリプトまたは実行可能ファイルを指定することで、DCM設定を使用して、実行時にDCM資格情報で使用されるシークレットを保管庫から取得できます。このような保管庫は、DesignerとServerから作成できます。

汎用外部保管庫を使用すると、基本認証を使用してプログラムインターフェース経由で任意の保管庫からシークレットを取得できる汎用保管庫を構成できます。

詳細については、DCM汎用外部保管庫を参照してください。

Snowflakeキーペア認証

Alteryx Designerで、Snowflakeのキーファイル(JWT)認証をDCMで使用できるようになりました。Snowflake接続を選択し、使用可能なデータソースのリストからキーペア認証を見つけます。

DCMのSnowflake DSNレス接続プロキシオプション

Snowflake DCMスキーマにプロキシパラメーターが追加されました。これでプロキシを介したDCM接続を使用して、Snowflakeへの接続を確立できるようになりましたこのパラメーターの値は暗号化されておらず、悪用される可能性があるため、パラメーターにプロキシの資格情報を含めないでください。

Google BigQueryのJSONキーファイル認証

DCMを使用してGoogle BigQueryでサービスアカウントを認証することがこれまで以上に簡単になりました。詳細については、Google BigQueryを参照してください。

HashiCorp Vault mTLS認証

HashiCorp Vaultに新しい認証方法が追加されました。Designerで、mTLS (「相互TLS」、別名「TLSクライアント認証」)を使用してVaultからDCMシークレットを取得できるようになりました。

新機能: Alteryx Intelligence Suite

AISリリースノート製品バージョン

バージョン

リリース日

リリース

サポート終了

2024.1.0.18459

2024/05/01

メジャーリリース

2026/05/01

Pythonバージョンのアップグレード

埋め込みPythonのバージョンを 3.10.13 にアップグレードしました。 Python 3.10へのアップグレードに関するFAQ にアクセスして、最新の情報とリソースを確認してください。

機械学習ツールの更新

Python 3.10へのアップグレードに伴い、機械学習ツールの一部の機能が変更されました。

  • 分類ツールと回帰ツール: 決定木アルゴリズムの[詳細パラメーター]セクションから[presort]パラメーターを削除しました。

  • 予測ツール: AIS 2021.4より前に作成されたモデルの一部は、予測ツールで動作しない場合があります。また、自動機械学習ツールで作成されたモデルはサポートされなくなりました。アシスト付きモデリングツールを使用して機械学習モデルを構築してください。

テキストマイニングツールのspaCyモデルの更新

テキストマイニングツールのspaCy言語モデルを更新しました。このアップデートにより、次のテキストマイニングツールを使用するワークフローの出力が変更される可能性があります。

  • 固有表現抽出ツール

  • 品詞タグ付けツール

  • テキスト前処理ツール

自然言語ツールキット(NLTK)の更新

感情分析ツールのNLTKツールキットを更新しました。このアップデートにより、感情分析ツールを使用するワークフローの出力が変更される可能性があります。

Machine Learning統合ツールのバージョン要件

Designer 2024.1では、Machine Learning予測ツールとMachine Learningに送信ツールの2024.1バージョンをインストールする必要があります。以前のバージョンのツールはサポートされていません。2024.1バージョンにはPython 3.10アップデートが含まれており、以前のバージョンのDesignerでは動作しないことに注意してください。