システム要件
Serverは次の最小要件のデスクトップコンピューター、スタンドアロンサーバー、および仮想マシン環境に対応しています。
ハードウェア
Serverノードあたりの最小要件 | 本番環境向けのServerノードあたりの推奨要件(マルチノード環境)* | |
---|---|---|
CPU | IntelまたはAMDの x86-64(64ビット) | Intel Xeon E、Xeon W、AMD EPYC 7xx2、AMD Threadripperまたはそれ以上 |
CPUコア数** | ノードあたり4コア(8論理コア) 環境例:
| ノードあたり8コア以上(16論理コア以上) We recommend 2 logical cores to 1 physical core for best performance***. 環境例:
|
システムメモリ | 16GB | 32GB以上 We recommend a minimum of 8GB per physical core when the the Worker component is enabled. |
推奨最小ディスクサイズ | 500GB | 1TB以上のSSD |
*エンタープライズ本番環境の導入は、ユースケースごとに異なります。ハードウェア必要サイズの見積もりについてのご相談は、Alteryxの担当者までご連絡ください。詳細については、こちらの ホワイトペーパー および 設定ページ をご覧ください。
**この表では、1物理コアが2論理コアに相当するものとします。詳細については、 ライセンス定義のページ をご覧ください。
***Intel hyperthreading, AMD SMT, 2:1 ratio of vCPU to physical core.
推奨される要件は、 最小ハードウェア要件 と 最適なパフォーマンスのための推奨ハードウェア の 2 つのカテゴリに分かれています。
Minimum Hardware Requirements
Server minimum hardware requirements are defined as the minimum hardware needed to run a stable installation of Alteryx Server. If you don't meet minimum requirements, it puts you at risk of having poor performance and/or having the service shut itself down on any node where the engine runs.
The following minimum hardware requirements are recommended for desired number of concurrent workflows:
Desired # Concurrent Workflows | Minimum System Requirements | |
---|---|---|
Memory (GB RAM) | Physical Cores | |
2 | 32 | 4 |
3 | 48 | 6 |
4 | 64 | 8 |
5 | 80 | 10 |
6 | 96 | 12 |
7 | 112 | 14 |
8 | 128 | 16 |
Recommended Hardware for Computational Intensive Workloads
Server hardware recommendations for computationally intensive workloads are defined as the ideal specifications where Server can execute demanding workflows as efficiently as possible. This is essential for reducing congestion on busy systems.
The following hardware specifications are recommended for computational intensive workloads:
Desired # Concurrent Workflows | Computational Intensive Workload Recommendations | ||
---|---|---|---|
Memory (GB RAM) | Physical Cores | Logical Cores* | |
2 | 64 | 8 | 16 |
3 | 96 | 12 | 24 |
4 | 128 | 16 | 32 |
5 | 160 | 20 | 40 |
6 | 192 | 24 | 48 |
7 | 224 | 28 | 56 |
8 | 256 | 32 | 64 |
*Logical cores are either vCPUs or logical cores within a physical core. The standardization to refer to logical cores is a way of comparing consistently across both physical on-prem servers and virtual servers in the cloud.
ソフトウェア
Windows Server 2012のサポート終了
Serverバージョン2023.2より、Microsoftによるサポートが終了したため、AlteryxはWindows Server 2012のサポートを終了します。詳細については、 Windows Server 2012および2012 R2のサポート終了 を参照してください。
Microsoft Windows Server 2016(64ビット)以降
Microsoft .NET Framework 4.6以降
Server で予測ツールを使用するワークフローを実行する場合は、予測ツールをインストールする必要があります。
FIPSモードは無効になります。
Mongo DB
Serverの設定にはMongoDBが必要です。MongoDBバージョンの詳細については、 MongoDBスキーマリファレンス を参照してください。
組み込みのMongoDB
2021.3.6より前のバージョンからアップグレードする場合は、2021.3.6以降のバージョンにアップグレードする前に、MongoDB 4.0を使用するServerバージョンで開始する必要があります。組み込みのMongoDBを使用するServerのバージョンには、2019.3から2021.3.5までがあります。
組み込み式のMongoDBの場合は、ホスト、ユーザー名、パスワードが自動的に生成されます。
ユーザー管理MongoDB:
Serverは、ユーザー管理インスタンスについてMongoDBバージョン4.2、4.4、5.0、6.0をサポートしています。
ユーザー管理のMongoDBの場合は、MongoDBインスタンスからホスト、ユーザー名、パスワードを指定します。
以前にSQLite for Alteryx Schedulerを使用していた場合は、MongoDBに切り替える際にジョブを手動で再スケジュールする必要があります。
詳細については、 MongoDBスキーマリファレンス に関するヘルプページを参照してください。
SQL DB
現在、公式にサポートされているSQLのバージョンは、MSSQL Server 2019とMSSQL Server 2022のみです。
MSSQL Serverのインスタンスがホストされていて、Alteryx Serverコントローラーからアクセスできるネットワークがあることが必要です。
AlteryxServer / AlteryxServiceからアクセスするには、別々のSQLデータベースを使用することをお勧めします。
SQL DBアクセスユーザーには、Alteryx Serverが使用するSQL DBへのフルコントロール(管理者レベル)が必要です。
2024.1にアップグレードするServerのバージョンは、2022.1+ GAまたは2022.3+ FIPSである必要があります。
ビルトイン認証を使用していて、2022.1より前のバージョンからアップグレードする場合は、セキュリティの改善のためパスワードをリセットする必要があります。バージョン2022.1でパスワードをリセットしなかった場合は、SMTPを有効にする必要があります。これは、「パスワードをお忘れですか?」の機能を使用してユーザーがパスワードをリセットできるようにするため、または管理者が UI または API を使用してすべてのユーザーのパスワードリセットをトリガーできるようにするためです。2022.1へのアップグレード後にServerパスワードをリセットする方法の詳細については、「 ユーザーのServerパスワードのリセット 」ヘルプページを参照してください。
SQL Serverドライバーをインストールする必要があります。詳細については、 MongoからSQLへの移行ガイド を参照してください。
オプション: 「SQL Server管理スタジオ」にアクセスします。
これにより、データベースデータを手動で表示/アクセスできるため、Serverにアクセスしなくてもデータの状態を確認および検証できます。
MongoDBからSQL DBへの移行方法の詳細については、 MongoからSQLへの移行ガイド を参照してください。
ポート
以下のポートはServerが既定で使用するポートです。必要に応じてServerのポートをカスタマイズできます。
パブリック | |
---|---|
80 | AlteryxService、非 SSL/TLS AlteryxServerHost (Web サーバー)、AlteryxAuthHost (認証サービス) |
443 | AlteryxServerHost (Web サーバー) および SSL/TLS を使用した AlteryxAuthHost (認証サービス) |
27018 | 組み込みのMongoDB |
ループバックのみ | |
---|---|
5562 | AlteryxMetrics |
アクセス許可
管理者権限 | Server をインストールするには、ホストサーバーのオペレーティングシステムへの管理アクセス、またはサーバーハードウェアへの物理アクセスが必要です。 |
Active Directoryの読み取りアクセス | 統合Windows認証を使用する場合は、Active Directoryへの読み取りアクセスが必要です。認証オプションの詳細については、 Server認証 のヘルプページを参照してください。 |
Alteryxライセンシングシステムへのアクセス | Alteryxライセンシングシステムが使用するWebドメインwhitelist.alteryx.comにコンピューターを接続できることが必要です。 |
ファイル共有アクセス | ファイル共有に対する読み取り / 書き込み権限が必要です。 |
Alteryx管理者ユーザー | Server管理者は、ユーザーとワークフローを管理できます。Serverの認証方法を設定する際に、既定のServer管理者を指定します。既定のServer管理者を指定する方法の詳細については、 Server認証 のヘルプページを参照してください。 |
Run As User (Run As ユーザー) | 制限的な権限ポリシーを持つ強固なサーバー環境では、Windows Server のセキュリティ権限を有効化して、Run As 資格情報をサポートする必要がある場合があります。 必要なRun Asユーザー権限の設定 |
ベースアドレスとSMTP
ベースアドレス — ベースアドレスは、ユーザがServerにアクセスするために使用するURLです。既定のURLはhttp://localhost/gallery/で、このURLを使用して、Serverをローカルで実行できます。
SMTP Server - ServerのEメール通知には、SMTPホスト情報が必要です。通知とアカウントの検証は、Eメールを介して行います。