DesignerとServerのバージョンの互換性
2025.2より前のリリースでは、Serverのバージョンよりも新しいバージョンのDesignerを使用している場合、バージョンの互換性の問題により、ワークフローをServerにアップロードできませんでした。
2025.2のDesignerとServerのリリースでは、DesignerとServerのアップデートが個別になります。詳細は以下をご覧ください。
重要
2025.2リリースでも引き続き、以前のDesignerとServerのバージョン互換性に関する制限事項がワークフローの実行に適用されます。そのため、Serverよりも新しいバージョンのDesignerで作成されたワークフローを実行することはできません。
2026.1リリースが、DesignerとServerの分離を利用できる最初のリリースになります。つまり、Designerを2026.1にアップグレードし、2026.1ワークフローをServer 2025.2で保存して実行できるようになります(実行に対する影響の可能性に注意してください)。
このページをブックマークすることをお勧めします。今後のリリースで改善、アップデートをしていくにあたり、このページも引き続き更新していきます。
DesignerとServerを別々に更新
アップデートエクスペリエンスを最新化し、ITの負荷を削減するために、AlteryxはDesignerとServerを分けてアップデートすることになりました。この変更により、DesignerのアップグレードをServerとは切り離して実行できるため、ユーザーはServerの承認や環境のアップグレードを待つことなく最新のDesigner機能をすぐに利用できるようになります。この改善により、導入が効率化され、新機能がすぐに利用できるようになり、遅延が軽減されます。特に、Serverの更新サイクルが長い組織では顕著にこのメリットを得ることができます。
この機能拡張により、新しいバージョンのDesignerで構築されたアセットを古いServer環境に公開する際に、ブロックされることがなくなりました。ユーザーにはブロックエラーの代わりに警告が表示されるようになり、続行するかどうかを選択できるようになりました。これにより、チームはより柔軟性を得ながらワークフローの中断を減らすことができます。
DesignerとServerの警告メッセージの例(個別アップデート後)
お使いのDesignerバージョンよりも古いバージョンのServerに接続または保存しようとすると、以下の警告メッセージが表示されます。
お使いのDesignerバージョンよりも古いバージョンのAlteryx Serverに接続/保存しようとしています。一部の機能はサポートされていない場合があります。
重要
Alteryx DesignerとAlteryx Serverを併用している場合は、実行への影響を防ぐため、Designerをアップグレードする前にServerのアップグレードを検討してください。詳細については、Serverのインストールまたはアップグレードを参照してください。
実行に対する影響の可能性
Serverより新しいバージョンのDesignerを使用する場合は、古いServerにアセットをアップロードする際の検証実行のログと、Serverでワークフローを実行する際の実行ログを確認することをお勧めします。
以下は、お使いのServerバージョンより新しいバージョンのDesignerを使用している場合に発生する可能性のある問題の一覧です。
さらに、以下のバージョン固有の情報を確認してください。
互換性に影響する可能性のある変更 | 問題となる理由 | 影響を受ける特定の領域 |
|---|---|---|
Python のアップグレード | DesignerとServerの間で不一致が生じるため。 | Python SDKで構築されたツールの更新が必要になる場合があります。
|
新しいフォーミュラ関数またはツールオプション | 関数またはツールオプションが、Serverバージョンでは使用できないため。 |
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新しいツールまたはユーザーがインストールしたDesignerアドオンツール | 新しいツールとユーザーがインストールしたDesignerアドオンが、Serverバージョンでは使用できないため。 | 実行中に、参照されているツールがインストールされていないことを示すエラーメッセージが表示されます。 |
既存のツール設定への変更 | DesignerとServerのバージョンで期待される機能が違うため。 | 予期しない操作が失敗したり、ユーザーが気づかないうちに実行されたりする可能性があります。 |
2025.2リリースでのアップデート
以下は、2025.2リリースでの主な変更点の一覧です。
新しいバージョンのDesignerで作成されたアセット(ワークフロー、分析アプリ、マクロ)を、古いバージョンのServer/Galleryで使用できるようになりました。これにより警告メッセージが表示されますが、警告を無視して続行することを選択できます。
警告
2025.2リリースでも引き続き、以前のDesignerとServerのバージョン互換性に関する制限事項がワークフローの実行に適用されます。そのため、Serverよりも新しいバージョンのDesignerで作成されたワークフローを実行することはできません。
2026.1リリースが、DesignerとServerの分離を利用できる最初のリリースになります。つまり、Designerを2026.1にアップグレードし、2026.1ワークフローをServer 2025.2で保存して実行できるようになります(実行に対する影響の可能性に注意してください)。
Designerユーザーインターフェースのアップデート
DesignerのバージョンがServerのバージョンよりも新しい場合、次のシナリオでユーザーに警告が表示されます。
Designerバージョンよりも古いServer/Galleryに接続を追加すると、警告が表示されます。警告を無視して接続を続行するかどうかを選択できます。
アセットをDesignerからServerにアップロードする際にアセットが新しいバージョンのDesignerで構築されている場合、警告が表示されます。警告を無視してアップロードを続行するかどうかを選択できます。
ワークフロー、分析アプリ、マクロに以下の警告メッセージが表示されます。
お使いのDesignerバージョンよりも古いバージョンのAlteryx Serverに接続/保存しようとしています。一部の機能はサポートされていない場合があります。
Server管理者のワークフロービュー
管理者ワークフロービューからServer UIにアセットを直接アップロードしようとすると、アセットが新しいバージョンのDesignerで作成されたものであるという旨の警告が表示されます。警告を無視して続行できます。
ワークフロー、分析アプリ、マクロに以下の警告メッセージが表示されます。
お使いのDesignerバージョンよりも古いバージョンのAlteryx Serverにアップロードしました。一部の機能は、サポートされない、または期待どおりに動作しない可能性があります。
ワークフローバージョン
ワークフローパッケージ(YXZP)には、複数のワークフロー、分析アプリ、マクロを含めることができますが、これらのアセットがすべて同じワークフローバージョンとは限りません。
YXZPパッケージをアップロードする場合(REST APIまたはServer管理者UI経由で)、パッケージ内の既定ワークフローのみがバージョンチェックに使用されます。
Server REST API
Serverのバージョンがワークフローのバージョンよりも古い場合に、REST APIを介してアセットを直接Serverにアップロードしようとすると、通常このアクションを妨げる策が講じられますが、これを回避することができます。これを行うには、新しいbypassWorkflowVersionCheckフラグを使用します。詳細については、ワークフローエンドポイントを参照してください。