Microsoft SharePoint
Designerの新しいコネクタバージョン
SharePointコネクタがAlteryx Oneエクスペリエンスの一部になりました。このページの情報をよく確認して、適切なツールを正しく使用していることを確認してください。
Microsoft SharePointコネクタを使用すると、Designer DesktopのMicrosoft SharePointストレージに接続できます。
Microsoft SharePointは、データ出力ツールのデータソースとして、またスタンドアロンのSharePoint入力ツールおよびSharePoint出力ツールとして使用できます。データ出力ツールは、ファイルとリストの両方への書き込みをサポートしています。
コネクタタイプ | 可用性 | ツールとデータ処理オプション |
|---|---|---|
最新のバージョンは、Alteryx Marketplace から入手できます。 | ||
最新のバージョンは、Alteryx Marketplace から入手できます。 |
Microsoft SharePointコネクタの詳細
Microsoft SharePointは、データ出力ツールのデータソースとして、Designer Desktop 2025.1.XX以降で使用できます。ファイルの種類のオプションについて詳しくは、SharePointにデータを書き込むを参照してください。
October 24, 2025
Microsoft SharePoint Connector Version 3.0.0
What's New
To align the user experience between Alteryx One and Designer Desktop, we're releasing a new Microsoft SharePoint connector for Designer Desktop. This connector enables a DCM connection to Microsoft SharePoint in the Output Data tool.
認証方法
Microsoft SharePointは、ユーザーの資格情報を使用した基本認証(Azure AD-プライベート(ビルトインアプリ))、カスタムアプリケーション(Azure AD-プライベート(カスタムアプリ))、高度なカスタムAPIアプリ認証(サービスプリンシパル(アプリケーション))をサポートしています。
Azure AD-プライベート(ビルトインアプリ)
Eメールとパスワードによる基本認証は、ユーザー個人のGoogle資格情報に関連付けられています。この接続はSDKで許可できます。
この認証タイプは、ワークフローのスケジュール設定にはお勧めしません。
Azure AD-プライベート(カスタムアプリ)
APIアプリの設定方法については、Microsoft Azure API app setup (Microsoft Azure APIアプリの設定)を参照してください。この接続はSDKで許可できます。
サービスプリンシパル(アプリケーション)
高度な認証では、サービスプリンシパルを使用したカスタムAPIアプリケーションの機能が利用されます。APIアプリの設定方法については、Microsoft Azure API app setup (Microsoft Azure APIアプリの設定)を参照してください。この接続はSDKで許可できます。
サービスプリンシパルを使用したAPIアプリは特定のユーザーに関連付けられていないため、ワークフローのスケジュール設定の際により便利に使用できます。ただし、DCMで接続を作成する場合はワンタイム認証が必要になります。
サービスプリンシパル(証明書)
SharePointアプリ専用の認証を有効にするには、証明書を作成し、Azureポータルにアップロードして、プライベートキーを取得する必要があります。アプリ専用の認証は、すべてのSharePointコネクタバージョンのSharePointリストと、バージョン2.7.2以降のSharePointファイルで機能します。
APIアプリの設定方法については、SharePointアプリ専用認証用の証明書の作成を参照してください。このアプリ専用の認証は、DCM経由でのみサポートされています。
DCMで接続を設定する
DCMを使用してMicrosoft SharePointに接続するには、次の手順に従います。
ツールパレットからデータ入力ツールまたはデータ出力ツールをキャンバスにドラッグして選択します。
[接続を設定する]を選択します。
すでにMicrosoft SharePoint接続を作成済みの場合は、[データソース] > [Microsoft SharePoint] > [ユニファイドコネクタ] > [接続名]を選択してから、手順13にスキップします。
[DCMウィンドウ]で[データソース]を選択します。
[Microsoft SharePoint]を探し、[ユニファイドコネクタ]を選択します。
[接続]ウィンドウが開きます。
[+新規]を選択して新しい接続を作成します。
任意の接続名を入力します。
Designerは自動的にMicrosoft SharePointデータソースの詳細を選択します。
[保存]を選択します。
[+新しい資格情報]を選択します。
認証方法を選択します。詳細については、前のセクションの認証方法を参照してください。
[作成/リンク] を選択します。リンクする前に接続をテストすることもできます。
任意の[接続]の横にある[接続]を選択します。Microsoft SharePointが認証を要求する場合があります。
ファイルブラウザーウィンドウで、読み取りまたは書き込み先のファイルを選択します。
[オプション]ウィンドウで読み取りまたは書き込み設定を選択します。
[確認]を選択して、ファイルへの接続を作成します。ワークフローの構築を続行できます。
重要
Alteryx DesignerおよびServer 2022.3では、SharePointリストツール は廃止されました。SharePointツール をインストールすると、アップデートされた機能をご利用いただけます。
バージョン | 説明 |
v2.7.5 |
|
v2.7.4 |
|
v2.7.3 |
|
v2.7.2 |
|
v2.7.0 |
|
v2.6.3 |
|
v2.6.2 |
既知の問題
|
v2.6.1 |
|
v2.6.0 |
既知の問題
|
v2.5.0 |
|
v2.4.2 |
既知の問題
|
v2.4.1 |
既知の問題
|
v2.4.0 |
既知の問題
|
v2.3.0 |
既知の問題
|
v2.2.0 |
|
v2.1.0 |
|
v2.0.1 |
|
v1.1.1 |
|
v1.1.0 |
|
v1.0.x |
|
データ接続マネージャー
SharePointツールのバージョン2.2.0以降は データ接続マネージャー をサポートしているため、資格情報を簡単かつ安全に保存できます。SharePointへの接続を作成し、SharePointツールを含むワークフローで保存された資格情報を簡単に再利用できます。Alteryx Serverで公開されたワークフローを正常に実行するには、保存された資格情報が必要です。
AMP Engineを有効にする
SharePointツールのバージョン2.2.0以降を含むワークフローで、AMP Engineが有効になっていることを確認します。
カスタムMicrosoft Azure APIアプリケーションのセットアップ
このツールのカスタムAPIアプリケーションを設定するには、ガイドを参照してください。
従来の暗号化方式を有効にする
オンプレミスのSharePointに接続している、またはNTLM認証でプロキシを使用している場合は、OpenSSL3で暗号化方式を有効にする必要があります。
追加の詳細
SharePoint では、すべての日時値が UTC として保存されます。システムの日時値を UTC との間で正しく変換するには、次の手順に従います。
SharePointに書き込む場合は、DateTimeToUTC()関数を使用して、システムのタイムゾーンをUTCに変換します。
SharePointから読み取る場合は、DateTimeToLocal()関数を使用して、UTCからシステムのタイムゾーンに変換します。
それ以外の場合は、別の日時関数を使用して計算を実行します。詳細については、「 関数」を参照してください。
重要
Desktop Automation (Scheduler)は、SharePoint (SharePointファイル)ではサポートされていません。



