LLM上書き設定ツール

ユーザーロール

ユーザーロール*	ツールの利用可否
フルユーザー(アドオンが必要)	✓
ベーシックユーザー	X

*Alteryx Oneプロフェッショナルエディションおよびエンタープライズエディションをご契約中で、Designerバージョン2025.1以降をお使いのお客様に適用されます。

LLM上書き設定ツールを使用して、ワークフローの生成AIツールで使用するLLMプロバイダーの接続を選択・設定します。LLM上書き設定ツールを使用すると、次のことができます。

注記

生成AIツールは現在パブリックプレビュー版です。パブリックプレビューへの参加方法を確認して、AIを活用したワークフローをはじめましょう!

ツールコンポーネント

LLM上書き設定ツールには、出力アンカーが1つあります。

M出力アンカー: M出力アンカーを使用して、LLM接続情報を他の生成AIツールに渡します。LLM上書き設定ツールは以下で使用できます。

LLM上書き設定ツールを初めてセットアップする場合は、Alteryx Oneワークスペースをデータソースとして追加する必要があります。

ツール設定ウィンドウから、[接続を設定します]を選択して、データ接続マネージャー(DCM)を開きます。
データソースページで、[新規]を選択します。
Alteryx Oneのワークスペースを説明する[データソース名]を入力します。
Alteryx Oneワークスペースの[ベースURL]を入力します。たとえば、https://us1.alteryxcloud.com/と入力します。
Alteryx Oneの[ワークスペース名]を入力します。ワークスペース名は右上隅のプロファイルメニューの横に表示されます。
[保存]を選択します。
接続セクションで、[資格情報の接続]を選択します。
認証方法はOIDCのままにしておきます。
[資格情報]ドロップダウンから、認証資格情報を選択します。
1. 認証資格情報がない場合は、[新しい資格情報の作成] を選択します。
2. [資格情報名]を入力します。たとえば、Alteryx Oneワークスペースの名前などを使用します。
[SDKへの接続を許可]チェックボックスをオンにします。
すでに資格情報が作成されている場合は[リンク]を選択し、今回作成した場合は[作成とリンク]を選択します。
[接続]を選択します。Designerで、Alteryx Oneワークスペースにサインインするよう表示されます。

すでに設定したデータソースがある場合...

生成AIツールで使用するLLMプロバイダーを選択します。
生成AIツールで使用するLLMモデルを選択します。以下の2つのオプションがあります。
注記
Google Gemini以外のLLMプロバイダーで表記標準化、スキーマ変換、または合成入力の各ツールを使用する場合を除き、生成AIモデルの設定はオプションになります。Google Gemini以外のLLMプロバイダーで上記のツールを使用する場合は、ドロップダウンから特定のモデルを選択する必要があります。
1. 既定のモデル: 表記標準化、スキーマ変換、合成入力の各ツールで事前設定されている既定モデルを使用します。このオプションでは、プロンプトツールの設定ウィンドウからモデルを選択することもできます。
2. 特定のモデル: LLMプロバイダーから特定のモデルバージョンを選択します。
M出力アンカーを生成AIツールに接続します。
ワークフローを完了します。
ワークフローを実行します。

このセクションの内容: