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データ接続

Server 管理者用インターフェース の 「 データ接続 」ページで、管理者 (Server 管理者) が Server データ接続を作成することで、Server ユーザーがデータベースに接続できるようになります。設定すると、Server を追加したユーザーは、これらのデータソースをリストの中から選択し使用できるようになります。

注記

Server のデータ接続は、Designer のデータ接続とは異なります。Designer のデータ接続の詳細については、 「データ接続の管理」 「データベース内接続の管理」 を参照してください。データ接続の管理インデータベース接続の管理

Server のデータ接続は、DB 内接続では使用できません。

データ接続の追加

  1. Data Connections (データ接続) ページで Add New Data Connection (新規データ接続の追加) を選択します。

  2. Connection (接続) ドロップダウンで接続タイプを選択します。

  1. Name (名前) に接続名を入力します。

  2. [ホスト] に SQL データベースのホスト名を入力します。

  3. 認証タイプを選択します。

    • [Windows] : 既定の資格情報を使用するか、データ接続用の特定の資格情報を入力します。

    • [SQL Server] : サーバーの資格情報を入力します。パスワードにパイプ文字を使用することはできません。

  4. (オプション) Test Connection (接続テスト) を選択します。接続の確認または失敗を示すメッセージが表示されます。テストが失敗した場合は、接続を保存できます。

  5. Use Windows authentication (Windows 認証を使用する) を選択した場合は、オプションを選択してから、 Test (テスト) を選択します。

    • [既定] : データ接続テストに既定の資格情報を使用します。

    • [ Use specific test credentials ]: データ接続用の特定の資格情報を入力します。

  6. (オプション) Database (データベース) を選択すると、サーバー上のデータベースが一覧表示されます。このリストは、接続テストが成功した場合にのみ表示されます。

    • データベースを選択して、この接続の既定データベースとして設定します。

    • [ データベース名の選択または入力 ] を選択して、サーバーのデータベース名を入力します。サーバー名には、「RM-LT-013\SQLEXPRESS2」のように必ずスラッシュ (日本語環境では \) を含めてください。

  7. [保存] を選択します。

すべてのフィールドは必須です。必要な情報を入力したら、接続をテストします。

  1. Name (名前) に接続名を入力します。

  2. ホスト に、Oracle サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。

  3. Service Name (サービス名) に、ネットワーク上の TNS ベースのアプリケーション名を入力します。サービスが 1 つしかない場合、この情報はオプションになります。

  4. Port (ポート) に、Oracle データベースのネットワークリスニングポートを入力します。デフォルトは 1521 です。

  5. Username (ユーザー名) と Password (パスワード) に、データ接続のユーザー名とパスワードを入力します。パスワードにパイプ文字を使用することはできません。

  6. (オプション) Test Connection (接続テスト) を選択します。接続の確認または失敗を示すメッセージが表示されます。テストが失敗した場合は、接続を保存できます。

  7. [保存] を選択します。

  1. Name (名前) に、接続の名前を入力します。

  2. Connection String (接続文字列) に接続文字列を入力します。

    • 接続文字列は 212 文字以下でなければなりません。

    • データソース名 (DSN) を使用しない接続をお勧めします。これは DSN レス接続とも呼ばれます。

    Designer から接続文字列をコピーする

    Designer で作成したデータ接続から接続文字列をコピーして貼り付けることができます。これを行うには、管理者として Designer にログインします。 オプション  > 詳細オプション  > データ接続の管理 に進みます。

  3. [保存] を選択します。

データ接続のテスト

マルチノードサーバーでの接続テスト

Server のマルチノード構成には、コントローラーと 2 台以上のワーカーマシンがあります。この構成では、テスト機能によって、個々のワーカーマシンではなく、コントローラーマシン上の接続がテストされます。どのマシンでも確実に接続できるようにするために、各マシンにインストールされているデータベースドライバーとドライバーバージョンが同一であることを確認してください。

接続テスト失敗

接続テストは、さまざまな理由で失敗する可能性があります。接続テストが失敗する理由として、最も一般的なものは次のとおりです。

  • サーバーまたはデータベースへのアクセス権がないため。例えば、サーバーまたはデータベースへのアクセス権限が、接続エンドユーザーにしかない場合があります。

  • ネットワークセキュリティによって、サーバーやデータベースに接続できなくなることもあります。

  • Server がデータベースのサーバーホストに到達できないため。トラブルシューティングを行うには、データベースのサーバーホストに ping を実行して、Server がインストールされているサーバーにログインしている間にネットワーク接続が確立されていることを確認します。

  • データベースの資格情報が無効であるか、適切なアクセス権限がないため。データベース管理者に連絡してください。

  • データベースがオフラインであるため。データベース管理者に連絡して、データベースがオンラインであり、正常に動作していることを確認してください。

  • Server のマルチノード構成を実行しているため。

接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。

接続テストで使用される既定の資格情報

Windows 認証または SQL Server 認証を使用して、Microsoft SQL Server 接続を作成できます。Windows 認証では、データ接続に既定の資格情報または特定の資格情報を使用できます。既定の資格情報を複数の場所に設定できます。これらの場所で使用可能な資格情報をサーバーが検索します。次の順序で、デフォルトの資格情報を選択します。

  • [システム設定]  > [Worker]  > [Run As] 。Run As ユーザーの詳細については、「 ワーカー 」のヘルプページを参照してください。

  • [Windows Server Manager]  > [Tools]  > [Services] AlteryxService を探して右クリックし、 Properties (プロパティ) を選択します。資格情報は、 Log On (ログオン) タブの This account (このアカウント) の下にあります。

  • ローカルマシン。

資格情報が無効な場合、接続テストは失敗します。

データ接続の共有

データ接続を作成したら、「 データ接続 」ページに戻り、Designer で使用するユーザーまたはカスタムグループと接続を共有します。

重要

特定のユーザーまたはグループがワークフローを実行できるようにするには、管理者 (Server 管理者) に連絡して必要なデータ接続を共有する必要があります。

  1. データ接続 」ページで、共有したいデータ接続を選択します。

  2. データ接続を編集 」画面で、[ ユーザー ] または [ カスタムグループ ] を選択します。

  3. ユーザーまたはグループの名前を入力します。

  4. ユーザーまたはグループを選択します。

  5. 追加  を選択します。

接続を共有するユーザー、グループ、またはスタジオが、対応するタブに表示されます。ユーザーが Designer で共有接続にアクセスし、管理する方法については、Designer ヘルプの「 入力データツール 」と「 データ接続の管理 」を参照してください。データ接続の管理

重要

Microsoft SQL Server 接続の場合は、ユーザーのコンピューターにインストールされている Microsoft SQL Server Native Client のバージョンが同じかそれ以降であることを確認してください。 「トラブルシューティング」 に進みます。

データ接続へのアクセス権の取り消し

ユーザーの接続へのアクセスを取り消すには、ユーザー名の横にある x アイコンを選択します。 [削除]を選択します

5.10e データ接続の編集または削除

  1. データ接続 」ページで、編集したいデータ接続を選択します。

  2. データ接続を編集 」画面で、 [編集] を選択します。

  3. [名称] または [接続文字列] の情報を編集します。

  4. [保存] を選択します。

[ユーザー]  タブまたは [カスタムグループ] タブで、 ユーザーおよびグループとの接続を共有 できます。

データ接続の削除

接続を削除するには、接続名の横にある ごみ箱 アイコンを選択します。次に [削除]  を選択します。

トラブルシューティング

いいえ、テストせずにデータ接続を作成し、共有できます。接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。

接続テストは、さまざまな理由で失敗する可能性があります。接続テストが失敗する理由として、最も一般的なものは次のとおりです。

  • サーバーまたはデータベースへのアクセス権がないため。例えば、サーバーまたはデータベースへのアクセス権限が、接続エンドユーザーにしかない場合があります。

  • ネットワークセキュリティによって、サーバーやデータベースに接続できなくなることもあります。

  • Server がデータベースのサーバーホストに到達できないため。トラブルシューティングを行うには、データベースのサーバーホストに ping を実行して、Server がインストールされているサーバーにログインしている間にネットワーク接続が確立されていることを確認します。

  • データベースの資格情報が無効であるか、適切なアクセス権限がないため。データベース管理者に連絡してください。

  • データベースがオフラインであるため。データベース管理者に連絡して、データベースがオンラインであり、正常に動作していることを確認してください。

  • Server のマルチノード構成を実行しているため。マルチノードServerでの接続テストの詳細については、この資料の「 接続のテスト 」セクションを参照してください。

接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。

Windows 認証または SQL Server 認証を使用して、Microsoft SQL Server 接続を作成できます。Windows 認証では、データ接続に既定の資格情報または特定の資格情報を使用できます。既定の資格情報を複数の場所に設定できます。これらの場所で使用可能な資格情報をサーバーが検索します。次の順序で、デフォルトの資格情報を選択します。

  • [システム設定]  > [Worker]  > [Run As] 。Run As ユーザーの詳細については、「 ワーカー 」のヘルプページを参照してください。

  • [Windows Server Manager]  > [Tools]  > [Services] AlteryxService を探して右クリックし、 Properties (プロパティ) を選択します。資格情報は、 Log On (ログオン) タブの This account (このアカウント) の下にあります。

  • ローカルマシン。

資格情報が無効な場合、接続テストは失敗します。

ユーザーが、Designer で Server データ接続を表示できない理由は数多くあります。トラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。

  • ユーザーとデータ接続を共有したことを確認します。データ接続を編集し、[ Users and Studios ] リストでユーザーを探します。

  • ユーザーがサーバー UI へのログインに使用する電子メールアドレスが、接続を共有したアドレスと同じであることを確認します。

  • Designer から Server を削除し、正しい資格情報を使用して Server を追加し直すように、ユーザーに依頼します。

  • スタジオとの接続を共有している場合は、ユーザーがそのスタジオにアクセスできることを確認します。

データ接続を使用しようとするマシンとは異なるバージョンの Microsoft SQL Server ドライバーを使用するマシンで作成されたデータ接続を使用しようとすると、Designer または Server で、このエラーが表示されることがあります。

マシンには、同じバージョンまたはそれ以降のバージョンの Microsoft SQL Server ドライバーがインストールされている必要があります。例えば、データ接続を使用しようとするマシンが、Microsoft SQL Server ドライバーのバージョン 10.0 を使用し、データ接続が作成されたマシンがバージョン 11.0 を使用する場合、エラーメッセージが表示されます。

ワークフローを Designer で作成し、Server に保存したユーザーには、共有データ接続を使用する権限がない可能性があります。トラブルシューティングの手順は次のとおりです。

  1. AlteryxService ログ (AlteryxServiceLog.log) を開きますサービスログは、設定時に設定された場所に保存されます。詳細については、 「ログの設定と使用」 を参照してください。

  2. エラーが発生したタイムスタンプを検索し、エラーの説明を確認します。

  3. 説明に「データ接続の権限が見つかりません: [データ接続名]」と表示されている場合、ユーザーはデータ接続にアクセスできません。

  4. データ接続を編集し、ユーザーと共有します。