Server 2021.4 の新機能
バージョン : 2021.4.1.04899
リリース日 : 2022 年 2 月 2 日
Server 2021.4 リリースノート 全文を参照してください。
データ接続マネージャー
データ接続マネージャー (DCM) を使用して、ワークフロー外のデータ接続用のユーザー資格情報を安全に保存するオプションを使用できるようになりました。DCMはアクセス制御と接続を共有する方法を提供するため、セキュリティが向上します。実行時に資格情報が解決されるため、パスワード資格情報の管理の容易性が向上します。これにより、1 回の更新で複数のワークフローを処理できます。DCMを使用するとServerとDesigner間で資格情報を同期することもできます。
Serverでは、 DCM Data Sources ページおよび DCM Credentials ページで資格情報と接続を管理できます。詳細については、 データ接続マネージャー: Server UI および DCM に関するヘルプページを参照してください。
新しいServer API V3
新しいServer API V3を実装しました。これにより、アセット、コレクション、ユーザー、グループ、資格情報、接続などを表すオブジェクトを変更する機能が追加されます。新しいAPIを使用して今まで手動で行っていたタスクを自動化し、Serverを既存のAPI自動化ツールやスクリプトと統合できます。
V3 Admin API はOAuth 2を使用します。また、基本的なPOST、PUT、GET、DELETE機能を実装して、Server環境を安全に変更できるようにします。新しいAPIの使用方法の詳細については、 Alteryx Server API V3 に関するヘルプページを参照してください。
新しいV3 APIに加えて、V1、V2のレガシーエンドポイント、およびサブスクリプションは、OAuth 2エンドポイントとして新しいベースURLで使用できます。
新しいユーザーインターフェース: My Workspace
Serverのユーザーインターフェースを変更しました。ホームページが新しい マイワークスペース ページに置き換えられ、 マイファイル 、 パブリック 、 共有アイテム タブに分割されました。 マイワークスペース の詳細については、 Alteryx Server UIの概要 に関するヘルプページを参照してください。
ユーザーインターフェースの更新 – ワークフローの詳細およびユーザープロファイルページを更新しました
ワークフローの詳細ページとユーザープロファイルページのユーザーインターフェースを変更し、ユーザビリティとアクセシビリティを向上させました。ユーザープロファイルは、フルページになりました。このページで既定の資格情報、ワーカータグなどを変更するためにインラインで編集できます。
コントローラートークンのセキュリティが強化されました
セキュリティ上の理由から、次の機能が強化されています。
コントローラーをワーカーノードに接続し、ノード間のデータを暗号化するために使用されるコントローラートークンのエントロピーを増加しました。
トークンで使用されるハッシュアルゴリズムをSHA-256にアップグレードしました。
メモ: これらの変更により、スケジューラーサービスと直接通信する場合に、古い Designer バージョンで互換性の問題が発生する可能性があります。また、スケジューラーサービスと直接通信し、Server UI (プライベート Gallery) をバイパスする場合は、このバージョンに一致するように Designer を更新することをお勧めします。
MongoDBのアップグレード
組み込みのMongoDBをバージョン4.2にアップグレードしました。また、ユーザー管理のMongoDBのバージョン4.4までをサポートするようにMongoDBのドライバーをアップグレードしました。詳細については MongoDB スキーマリファレンス および MongoDB の高度な接続文字列 のヘルプページを参照してください。
MongoDB 永続レイヤーの暗号化の変更
21.4 では、Server 上のアプリに使用されるウィザード値の新しい暗号化方法を実装しました。