Environment (環境)
System Settings (システム設定) の Environment (環境) 画面で、Server の Setup Type (セットアップタイプ) と、ファイルを保存するルートロケーションとして使用する Global Workspace (グローバルワークスペース) を選択します。
Setup Type (セットアップタイプ)
Setup Type (セットアップタイプ) 画面で、マシンで有効にする Server アーキテクチャのコンポーネントを選択します。Server アーキテクチャ全体を、単一のマシン上で有効化することができます。複数のマシンで Server のデプロイをスケーリングしたい場合は、マシンごとに別々のコンポーネントを有効化できます。
Designer Only (Designer のみ): マシン上で Designer のみを有効にします。スケジューラーと Gallery の機能は有効にならず、設定もできません。
Designer and Scheduler Only (Designer およびスケジューラーのみ): マシン上で Designer およびスケジューラーを有効にします。Gallery 機能は有効になりません。このオプションは、マシン上のユーザーがワークフローを構築して実行し、ワークフローを将来実行するようにスケジュール設定できるようにしたい場合に選択します。
Complete Alteryx Server (Alteryx Server 全体): Server のアーキテクチャ全体をマシン上で実行できるようにします。これには、Designer、スケジューラー、および Gallery が含まれます。このオプションは、単一マシン環境を運用し、Server の機能を完全に実装したい場合に選択します。
Custom (カスタム): マシンごとに別々のコンポーネントを有効化できます。このオプションは、Server を複数のマシンに展開する場合に選択します。
Enable Controller (コントローラーの有効化): マシン上でコントローラーを有効にします。コントローラーは、スケジュール設定されたワークフロージョブの管理とワーカーへの配布を行います。
Enable Worker (ワーカーを有効にする): マシン上でワーカーを有効にします。ワーカーは、スケジュール設定されたワークフロージョブをコントローラーから割り当てられて実行します。
Enable Gallery (Gallery を有効にする): マシン上で Server を有効にします。Gallery (ギャラリー) を有効にする場合は、 Gallery > General (一般) 画面で Default Gallery Administrator (既定の Gallery 管理者) を指定する必要があります。
Send Server usage data (Server 使用状況データの送信): これを有効にすると、Alteryx は実行された各ジョブ (手動実行とスケジュール実行を含む) の使用状況データを収集します。この情報を参考にして、Alteryx は将来の拡張機能を計画し、修正および機能の優先順位を付けます。使用状況データを Alteryx に送信しないようにするには、このオプションをオフにします。このオプションをオフにしても、IT 部門の使用状況データの収集には影響しません。収集される使用状況データとしては、次のものがあります。
ジョブを実行している Server のバージョン
Server インストールのシリアル番号
ジョブのスケジュール
ジョブ ID
ジョブが実行された日時
エラー、警告、変換エラー、メッセージ
Global Workspace (グローバルワークスペース)
Global Workspace (グローバルワークスペース) 画面で、Server のファイルが保存されているルートの場所を選択します。ルートパスは、一時ファイル、ログファイル、およびデータベースファイルの格納場所のベースとして使用されます。このパスは、大量のファイルを保存するのに安全な場所を指定する必要があります。詳細については、「 Server ログの設定と使用 」を参照してください。
次のステップ
コントローラー を設定します。