データ接続
注記
Server-FIPS
従来の Server データ接続は削除しました。代わりに、データ接続マネージャー(DCM)機能を使用できます。DCM 強制モードが有効になっており、FIPS 対応バージョンの Server では変更できません。DCM のメリットには、ワークフロー外のデータ接続用のユーザー認証情報の安全な保存、セキュリティの強化、パスワード認証情報の管理性の向上、Server と Designer 間の認証情報の同期などがあります詳細については、 DCM - Server のヘルプページを参照してください。
Server 管理者用インターフェース の 「 データ接続 」ページで、管理者 (Server 管理者) が Server データ接続を作成することで、Server ユーザーがデータベースに接続できるようになります。設定すると、Server を追加したユーザーは、これらのデータソースをリストの中から選択し使用できるようになります。
注記
Server のデータ接続は、Designer のデータ接続とは異なります。Designer のデータ接続の詳細については、 「データ接続の管理」 と 「データベース内接続の管理」 を参照してください。
Server のデータ接続は、DB 内接続では使用できません。
データ接続の追加
「 データ接続 」ページで、 [+ 新規] を選択します。
テクノロジー ドロップダウンで接続タイプを選択します。
Name (名前) に接続名を入力します。
[ホスト] に SQL データベースのホスト名を入力します。
認証タイプを選択します。
Windows : 既定の資格情報を使用するか、データ接続用の特定の資格情報を入力します。
SQL Server : サーバーの資格情報を入力します。パスワードにパイプ文字を使用することはできません。
(オプション) Test Connection (接続テスト) を選択します。接続の確認または失敗を示すメッセージが表示されます。テストが失敗した場合は、接続を保存できます。
(オプション) Database (データベース) を選択すると、サーバー上のデータベースが一覧表示されます。このリストは、接続テストが成功した場合にのみ表示されます。
データベースを選択して、この接続の既定データベースとして設定します。
[ データベース名の選択または入力 ] を選択して、サーバーのデータベース名を入力します。サーバー名には、「RM-LT-013\SQLEXPRESS2」のように必ずスラッシュ (日本語環境では \) を含めてください。
作成 を選択します。
すべてのフィールドは必須です。必要な情報を入力したら、接続をテストします。
Name (名前) に接続名を入力します。
ホスト に、Oracle サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
[サービス名] に、ネットワーク上の TNS ベースのアプリケーション名を入力します。サービスが 1 つしかない場合、この情報はオプションになります。
Port (ポート) に、Oracle データベースのネットワークリスニングポートを入力します。デフォルトは 1521 です。
Username (ユーザー名) と Password (パスワード) に、データ接続のユーザー名とパスワードを入力します。パスワードにパイプ文字を使用することはできません。
(オプション) Test Connection (接続テスト) を選択します。接続の確認または失敗を示すメッセージが表示されます。テストが失敗した場合は、接続を保存できます。
作成 を選択します。
Name (名前) に、接続の名前を入力します。
Connection String (接続文字列) に接続文字列を入力します。
接続文字列は 212 文字以下でなければなりません。
データソース名 (DSN) を使用しない接続をお勧めします。これは DSN レス接続とも呼ばれます。
Designer から接続文字列をコピーする
Designer で作成したデータ接続から接続文字列をコピーして貼り付けることができます。これを行うには、管理者として Designer にログインします。 オプション > 詳細オプション > データ接続の管理 に進みます。
作成 を選択します。
データ接続のテスト
マルチノードサーバーでの接続テスト
Server のマルチノード構成には、コントローラーと 2 台以上のワーカーマシンがあります。この構成では、テスト機能によって、個々のワーカーマシンではなく、コントローラーマシン上の接続がテストされます。どのマシンでも確実に接続できるようにするために、各マシンにインストールされているデータベースドライバーとドライバーバージョンが同一であることを確認してください。
接続テスト失敗
接続テストは、さまざまな理由で失敗する可能性があります。接続テストが失敗する理由として、最も一般的なものは次のとおりです。
サーバーまたはデータベースへのアクセス権がないため。例えば、サーバーまたはデータベースへのアクセス権限が、接続エンドユーザーにしかない場合があります。
ネットワークセキュリティによって、サーバーやデータベースに接続できなくなることもあります。
Server がデータベースのサーバーホストに到達できないため。トラブルシューティングを行うには、データベースのサーバーホストに ping を実行して、Server がインストールされているサーバーにログインしている間にネットワーク接続が確立されていることを確認します。
データベースの資格情報が無効であるか、適切なアクセス権限がないため。データベース管理者に連絡してください。
データベースがオフラインであるため。データベース管理者に連絡して、データベースがオンラインであり、正常に動作していることを確認してください。
Server のマルチノード構成を実行しているため。
接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。
接続テストで使用される既定の資格情報
Windows 認証または SQL Server 認証を使用して、Microsoft SQL Server 接続を作成できます。Windows 認証では、データ接続に既定の資格情報または特定の資格情報を使用できます。既定の資格情報を複数の場所に設定できます。これらの場所で使用可能な資格情報をサーバーが検索します。次の順序で、デフォルトの資格情報を選択します。
[システム設定] > [Worker] > [Run As] 。Run As ユーザーの詳細については、「 ワーカー 」のヘルプページを参照してください。
[Windows Server Manager] > [Tools] > [Services] 。 AlteryxService を探して右クリックし、 Properties (プロパティ) を選択します。資格情報は、 Log On (ログオン) タブの This account (このアカウント) の下にあります。
ローカルマシン。
資格情報が無効な場合、接続テストは失敗します。
データ接続の共有
データ接続を作成したら、「 データ接続 」ページに戻り、Designer で使用するユーザーまたはカスタムグループと接続を共有します。
重要
特定のユーザーまたはグループがワークフローを実行できるようにするには、管理者 (Server 管理者) に連絡して必要なデータ接続を共有する必要があります。
「 データ接続 」ページで、共有したいデータ接続を選択します。
「 データ接続を編集 」画面で、[ ユーザー ] または [ カスタムグループ ] を選択します。
[+新規] を選択します。
ユーザーまたはグループの名前を入力します。
ユーザーまたはグループを選択します。
追加 を選択します。
接続を共有するユーザー、グループ、またはスタジオが、対応するタブに表示されます。ユーザーが Designer で共有接続にアクセスし、管理する方法については、Designer ヘルプの「 入力データツール 」と「 データ接続の管理 」を参照してください。
重要
Microsoft SQL Server 接続の場合は、ユーザーのコンピューターにインストールされている Microsoft SQL Server Native Client のバージョンが同じかそれ以降であることを確認してください。 「トラブルシューティング」 に進みます。
データ接続へのアクセス権の取り消し
ユーザーの接続アクセス権を取り消すには、このユーザーの 3 ドットメニューで [削除] を選択します。確認するには、 [削除] を選択します。
データ接続の編集
「 データ接続 」ページで、編集したいデータ接続を選択します。
「 データ接続を編集 」画面で、 [編集] を選択します。
[名称] または [接続文字列] の情報を編集します。
[保存] を選択します。
[ユーザー] タブまたは [カスタムグループ] タブで、 ユーザーおよびグループとの接続を共有 できます。
データ接続の削除
接続を削除するには、この接続の 3 ドットメニュー で [ Delete ] を選択します。次に [削除] を選択します。
トラブルシューティング
いいえ、テストせずにデータ接続を作成し、共有できます。接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。
接続テストは、さまざまな理由で失敗する可能性があります。接続テストが失敗する理由として、最も一般的なものは次のとおりです。
サーバーまたはデータベースへのアクセス権がないため。例えば、サーバーまたはデータベースへのアクセス権限が、接続エンドユーザーにしかない場合があります。
ネットワークセキュリティによって、サーバーやデータベースに接続できなくなることもあります。
Server がデータベースのサーバーホストに到達できないため。トラブルシューティングを行うには、データベースのサーバーホストに ping を実行して、Server がインストールされているサーバーにログインしている間にネットワーク接続が確立されていることを確認します。
データベースの資格情報が無効であるか、適切なアクセス権限がないため。データベース管理者に連絡してください。
データベースがオフラインであるため。データベース管理者に連絡して、データベースがオンラインであり、正常に動作していることを確認してください。
Server のマルチノード構成を実行しているため。マルチノードServerでの接続テストの詳細については、この資料の「 接続のテスト 」セクションを参照してください。
接続テストに失敗しても、データ接続は保存できます。
Windows 認証または SQL Server 認証を使用して、Microsoft SQL Server 接続を作成できます。Windows 認証では、データ接続に既定の資格情報または特定の資格情報を使用できます。既定の資格情報を複数の場所に設定できます。これらの場所で使用可能な資格情報をサーバーが検索します。次の順序で、デフォルトの資格情報を選択します。
[システム設定] > [Worker] > [Run As] 。Run As ユーザーの詳細については、「 ワーカー 」のヘルプページを参照してください。
[Windows Server Manager] > [Tools] > [Services] 。 AlteryxService を探して右クリックし、 Properties (プロパティ) を選択します。資格情報は、 Log On (ログオン) タブの This account (このアカウント) の下にあります。
ローカルマシン。
資格情報が無効な場合、接続テストは失敗します。
ユーザーが、Designer で Server データ接続を表示できない理由は数多くあります。トラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。
ユーザーとデータ接続を共有したことを確認します。データ接続を編集し、[Users and Studios] リストでユーザーを探します。
ユーザーがサーバー UI へのログインに使用する電子メールアドレスが、接続を共有したアドレスと同じであることを確認します。
Designer から Server を削除し、正しい資格情報を使用して Server を追加し直すように、ユーザーに依頼します。
スタジオとの接続を共有している場合は、ユーザーがそのスタジオにアクセスできることを確認します。
データ接続を使用しようとするマシンとは異なるバージョンの Microsoft SQL Server ドライバーを使用するマシンで作成されたデータ接続を使用しようとすると、Designer または Server で、このエラーが表示されることがあります。
マシンには、同じバージョンまたはそれ以降のバージョンの Microsoft SQL Server ドライバーがインストールされている必要があります。例えば、データ接続を使用しようとするマシンが、Microsoft SQL Server ドライバーのバージョン 10.0 を使用し、データ接続が作成されたマシンがバージョン 11.0 を使用する場合、エラーメッセージが表示されます。
ワークフローを Designer で作成し、Server に保存したユーザーには、共有データ接続を使用する権限がない可能性があります。トラブルシューティングの手順は次のとおりです。
AlteryxService ログ (AlteryxServiceLog.log) を開きますサービスログは、設定時に設定された場所に保存されます。詳細については、 「ログの設定と使用」 を参照してください。
エラーが発生したタイムスタンプを検索し、エラーの説明を確認します。
説明に「データ接続の権限が見つかりません: [データ接続名]」と表示されている場合、ユーザーはデータ接続にアクセスできません。
データ接続を編集し、ユーザーと共有します。