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Server ログの設定と使用

Server はログファイルを作成し、Server のシステム設定で設定された場所に保存します。ログには警告とエラーが記録され、問題の調査と診断に使用できるようになっています。

Server のロギングを設定

サービスログの設定

システム設定 > Controller  (コントローラー) > General (一般) 画面で、サービスログファイルの場所、ロギングレベル、ファイルサイズ、およびファイルのローテーションを設定します。

Configure the service log file location, logging level, file size, and file rotation on the System Settings Controller General screen.
  1. サービスログファイルの既定の保存場所は C:\ProgramData\Alteryx\Service に設定されています。必要に応じて場所をカスタマイズしてください。

  2. ログに記録するメッセージの Level ( レベル) を選択します。

    重要

    ログレベルの設定は、 Low (低) または None (なし) を推奨します。これにより、ディスク書き込み操作と入出力の競合が最小限に抑えられます。Server の異常動作をデバッグする場合は、ログのレベルを上げることができます。

    • None (なし): ログを記録しません。

    • Low (低): 緊急、アラート、重大、およびエラーメッセージのみを記録します。

    • Normal (標準): 「低」の記録対象、警告、および注意メッセージを記録します。

    • High (高): 全種類のメッセージを記録します。

  3. ログファイルに使用する最大 File size ( ファイルサイズ) を MB 単位で指定します。

  4. Enable log file rotation (ログファイルのローテーションを有効にする) を選択すると、最大サイズを超えるログファイルはアーカイブファイルに入れられます。新しいイベントは新しいファイルに書き込まれます。これにより、サイズが大きくて標準のログリーダーでは扱いにくいようなログファイルは作成されなくなります。

Server ログを設定

Gallery ログファイルの既定の保存場所は C:\ProgramData\Alteryx\Gallery\Logs  に設定されています。この設定は、必要に応じて システム設定 > Gallery > General (一般) ページでカスタマイズできます。

Engine のロギング設定

Engine のログは、既定では保存されません。Engine のログファイルを保存する場所は、 システム設定 > Engine > General (一般) ページの Logging Directory (ロギングディレクトリ) で指定できます。

ログファイルを使用したトラブルシューティング

サービスログと Gallery ログは、問題の調査に最もよく使用されます。ログを調査して Server の問題を診断するには、いくつかの手順を実行します。

  1. ログを探してテキストエディターまたは Microsoft Excel で開きます。

  2. Error (エラー)、Alert (アラート)、Critical (重大) などの単語をログエントリで検索します。

  3. エラーの説明を読みます。

  4. エラーを手掛かりに、Server の起動ポイントをログ内で探します (「AlteryxService starting」)。

  5. エラーが発生する前のイベントを調べて、考えられる原因を特定します。

  6. エラーが発生した後のイベントを調べて、可能性のある結果を特定します。

ログファイルの種類

ファイル名: AlteryxServiceLog.log

既定の場所: C:\ProgramData\Alteryx\Service

サービスログには、コンポーネント間の通信、およびコントローラーとワーカーマシン上のプロセスの起動とシャットダウンが含まれます。詳細については、 コントローラー のヘルプページを参照してください。

ファイル名: alteryx-[year]-[month]-[date].csv

既定の場所: C:\ProgramData\Alteryx\Gallery\Logs

Gallery ログには、インターフェースツールを使用する分析アプリの実行時に検出されたエラーや、スケジュールの移行レコードなど、Gallery のプロセスと機能に関する情報が記録されます。詳細については、 Server UI のヘルプページを参照してください。

ファイル名: Alteryx_Log_[number].log

既定の場所: 手動で設定します。

Engine ログには、ワークフローの実行時に作成されたメッセージの出力と、ワークフローでツールが実行された時点のタイムスタンプが記録されます。詳細については、 エンジン のヘルプページを参照してください。

ファイル名: [name].log

既定の場所: C:\ProgramData\Alteryx\ErrorLogs (サブフォルダーに保存されている場合があります)

UI エラーログには、エラーのスタックトレースが含まれています。

ファイル名:  aas-log-yyyymmdd.txt

既定の場所:  C:\ProgramData\Alteryx\Logs

(既定の場所は変更できません。)

Alteryx 認証サービスログには、エラーメッセージ、認証試行情報、 SAML 認証 のトラブルシューティングに役立つ情報など、SAML の設定に関連するメッセージが含まれています。