Skip to main content

AlteryxService MongoDB スキーマ

AlteryxService MongoDB は、Server インスタンスのサービスレイヤーデータベースです。この資料では、Server バージョン 2022.1 に対応する AlteryxService MongoDB スキーマバージョン 40 について説明します。埋め込みMongoDBまたはユーザー管理MongoDBのいずれかを使用するServerは、このスキーマを使用します。

Serverの管理者は、レポートと分析を行うために、ServerインスタンスのMongoDBスキーマへのアクセスが必要になる場合があります。MongoDBスキーマには、互換性のあるクライアントなら、どれを使用してもアクセスできます。mongo Shellはコマンドラインからのアクセスに適したツールです。MongoDB Compass は、GUIアクセスに適したツールです。MongoDB Atlasを使用している場合は、Atlas Webコンソールからデータベースドキュメントにアクセスできます。

警告

MongoDBデータベースを直接編集することはできません。直接編集すると、予期しない結果が生じる可能性があります。

AlteryxService MongoDB は、以下のコレクションで構成されています。コレクションは、MongoDBドキュメントのグループで、フィールドと値のペアの集合です。コレクションを選択すると、フィールドの定義 (スキーマと呼ばれる) が表示されます。

[Collection].Filesコレクションは、ドキュメントがMongoDBの最大ドキュメントサイズである16MBを超える場合に使用されます。「MongoDBドキュメントの制限」を参照してください。

AS_App_Chunks コレクションには、ワークフローパッケージチャンクが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超える場合は、対応する AS_App_Chunks.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • Checksum: (文字列) チェックサム ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_ApplicationVersions コレクションには、ワークフローのバージョン履歴が格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS _ApplicationVersions.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • ApplicationId: (文字列)ワークフロー ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

  • __UpdateCheck: (配列) 内部ロックと更新検証のための GUID が格納されています。

AS_Applications コレクションには、サービスデータベースに保存されているワークフローに関するデータが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Applications.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • UserName: (文字列) ワークフローに関連付けられているユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID。

  • CPUName: (文字列) レコードを作成したワークステーションまたは Gallery ノードのホスト名または IP アドレス。

  • CreationDateTime: (文字列) レコードが作成された日時 (ローカルサーバー時間)。

  • ModuleName: (文字列) ワークフローのファイル名。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_Galleries コレクションには、Server UI 登録に関するサービス層情報が格納されています (将来使用できるようにするため)。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Galleries.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • HostName: (文字列) Server UI ノードの URI。

  • GalleryId: (文字列) ServerHost の特定のライフサイクルにおける Server UI ノードの一意の ID。

  • LastUpdateDateTime: (文字列) Server UI 登録が最後に更新された日時。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base 64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

  • __UpdateCheck: (配列) 内部ロックと更新検証のための一意の GUID を格納するために使用される配列。

AS_Insights コレクションには、サービスデータベースに保存されているワークフローに関するデータが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Insights.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • UserName: (文字列) インサイトに関連付けられているユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID。

  • CreationDateTime: (文字列) レコードが作成された日時 (ローカルサーバー時間)。

  • InsightId: (文字列)インサイトID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_PackageDefinitions コレクションには、パッケージ定義データが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超える場合は、対応する AS_PackageDefinitions.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base 64 エンコードされたバイナリデータ。e2 フラグは、パッケージが AMP (e2) エンジンを使用しているかどうかを識別します。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_Queue コレクションには、キューに入れられたジョブが格納されています。現在待機中のジョブと完了したジョブの両方がキューに存在します。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Queue.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • AS_Application_ID: (文字列) AS_Applications のワークフロー ID。

  • [新規] AS_ScheduleID: (文字列) キューレコードに関連付けられたスケジュールの ID。

  • Type: (文字列) ジョブのタイプ。

  • UserName: (文字列) ジョブに関連付けられているユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID。

  • SubscriptionId: (文字列): サブスクリプション ID。

  • CreationDateTime: (文字列) ジョブが作成された日時 (ローカルサーバー時間)。

  • Status: (文字列) ジョブのステータス。

  • Owner: (文字列) キューからジョブを取得したワーカーのホスト名とワーカー ID。

  • CompletionDateTime:  (文字列) ジョブが完了した日付 (ローカルサーバー時間)。

  • QOS_Priority: (文字列) ジョブの優先順位。

  • IsAnonymous: (文字列) 匿名ユーザーがキューに入れたジョブのフラグ。

  • IsHidden: (文字列)

  • RestrictOutput: (文字列)

  • AppName: (文字列) ワークフロー名。

  • ClientType: (文字列) ジョブを作成したクライアントのタイプ。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。E2 フラグは、AMP (e2) エンジンを使用しているパッケージを識別します。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

  • __Priority: (Int64) キューのソートに使用される長い整数。

  • __UpdateCheck: (配列) 内部ロックと更新検証のための GUID が格納されています。

AS_QueueInputs には、アプリの実行時に使用される一時入力ファイルが格納されています。例えば、File Browse ツールで選択された入力です。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • UserName: (文字列) ジョブに関連付けられているユーザーのユーザー名またはデータベース ID。

  • CreationDateTime: (文字列) ユーザーがファイルをアップロードした日時。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_ResourcePermissions コレクションには、データ接続の権限コンテキストに関するデータが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_ResourcePermissions.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • ResourceId: (文字列) リソース ID。

  • ContextId: (文字列) 権限コンテキスト ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_Resources コレクションには、データ接続に関する情報が格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Resources.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • ResourceId: (文字列) リソース ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

  • __UpdateCheck: (配列) 内部ロックと更新検証のための GUID が格納されています。

AS_Results コレクションには、ワークフローの結果データが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_Results.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • AS_Queue_ID: (文字列) サービスキュー ID。

  • UserName: (文字列) ジョブに関連付けられているユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_ResultsFiles コレクションには、ワークフローの結果データが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_ResultsFiles.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • AS_Queue_ID: (文字列) サービスキュー ID。

  • UserName: (文字列) ジョブに関連付けられているユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID。

  • FileName: (文字列) ファイル名。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_RunAsCredentials には Run As 資格情報が格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS_RunAsCredentials.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_Schedules には、スケジュールに関するサービスレイヤ情報が格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超える場合は、対応する AS_Schedules.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • AS_Application__ID: (文字列) ワークフローデータを含むデータベースレコードの ID。

  • UserName: (文字列) スケジュールに関連付けられたユーザーのユーザー名または (AlteryxGallery.users コレクションでの) MongoDB ユーザー ID 。

  • CPUName: (文字列) スケジュールを作成したワークステーションまたは Gallery ノードのホスト名または IP アドレス。

  • CreationDateTime: (文字列) スケジュールが作成された日時 (ローカルサーバー時間)。

  • NextRunDateTime: (文字列) スケジュールが次に実行される日時 (ローカルサーバー時間)。

  • UntilDateTime: (文字列) スケジュールの終了日時 (ローカルサーバー時間)。

  • LastRunDateTime: (文字列) スケジュールが最後に実行された日時 (ローカルサーバー時間)。

  • Status: (文字列) スケジュールのステータス。

  • LC_ScheduleName: (文字列) ワークフロー名。

  • LC_Owner: (文字列) スケジュールの所有者。

  • ClientType: (文字列) 作成されたスケジュールのタイプ。

  • AS_PackageDefinition__ID: (文字列) パッケージ定義 ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

  • __UpdateCheck: (配列) 内部ロックと更新検証のための GUID が格納されています。

AS_TileSetAccessTimes コレクションは現在、使用されていません。

AS_TileSets コレクションには、サービスデータベースに保存されているワークフローに関するデータが格納されています。ドキュメントが MongoDB の最大ドキュメントサイズを超えた場合は、対応する AS _TileSets.Files コレクションが使用されます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • Checksum: (文字列) チェックサム ID。

  • __ServiceData: (バイナリ) Base64 エンコードされたバイナリデータ。

  • __Version: (Int32) バージョン番号。

AS_Versionsコレクションは、移行用のテーブルおよびコレクションのバージョンデータを含み、暗号移行が不要になったことを示すマーカーとして機能します。AS_Versionコレクションが存在しない場合は、必要でない場合でもシステムが暗号移行を実行します。

注記

AS_Versionsコレクションはスキーマバージョンには関連していません。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • Id: (文字列)

  • Name: (文字列) グループの名前。

  • versionNumber: (Int32)バージョン番号。このversionNumberはスキーマバージョンには関連していません。

  • completionDate:( String )ジョブが完了した日付。

versionsコレクションには、MongoDB AlteryxServiceデータベーススキーマのバージョンデータが含まれます。

  • _id: (オブジェクトID)ドキュメントのプライマリキー。

  • Number: (Int32) AlteryxServiceスキーマのバージョン番号。

  • MigrationDate: (文字列)スキーマ移行が実行された時刻のタイムスタンプ。