テンプレート
テンプレートを使用して、今後の新しいDesigner Desktopプロジェクトの開始点としてワークフローやマクロ、アプリのテンプレートバージョンを保存します。一般的な設定、ランタイム設定、書式設定されたコメントボックスなどで、テンプレートを作成または保存できます。これにより、ワークフローの書式設定に費やす時間を短縮してソリューションの提案により多くの時間をかけることができます。
テンプレートは、例えば次のようなシナリオに使用できます。
基本的なワークフローテンプレートやマクロテンプレート、アプリテンプレートを作成し、さまざまなプロジェクトタイプの開始点とします。
顧客や社内チームなど、異なる対象者向けに、さまざまなフォーマット済みバージョンのテンプレートを作成できます。
次を使用してテンプレートを作成できます。
タイトルバーとメタデータコメントボックス用の会社独自の色。
左側のコンテナに入力、右側のコンテナに出力の、標準化された構造。
ランタイム設定など、事前に選択されたワークフロー設定。
注意事項と考慮事項
テンプレートを保存する際、Alteryxはテンプレートを次のディレクトリに保存します:
C:\Users\[USER]\AppData\Local\Alteryx\Templates
また、テンプレートの数が多く、1つずつ保存したくない場合は、上記のディレクトリに直接追加することもできます。その場合は、テンプレートの ファイル拡張子が適切である ことを確認してください。有効なテンプレートファイル拡張子の1つを持たない項目をこのディレクトリに配置すると、 ファイル > テンプレート からプロジェクトを使用できなくなります。
新規テンプレートの保存
既存のワークフロー、マクロ、アプリをテンプレートとして保存できます。実行するには、次の手順に従います。
ワークフロー、マクロ、アプリをDesignerで開いた状態で、[ ファイル ] > [ 名前を付けて保存 ] を選択します。
[テンプレート] を選択して、[ [テンプレートとして保存] ダイアログを開きます。
テンプレートの名前を入力します。ファイルの種類は、(ワークフロー、マクロ、アプリ)で開始したプロジェクトに基づいて事前設定されています。ご注意ください。詳細につては、 テンプレートファイルの種類 を参照してください。
[保存] を選択してテンプレートを保存するか、 [キャンセル] を選択してプロジェクトに戻ります。
テンプレートは、次のテンプレートフォルダーに保存されます:
C:\Users\[USER]\AppData\Local\Alteryx\Templates
。Designerメインメニューの [
ファイル
] > [
テンプレート
] から、テンプレートへアクセス、編集、使用ができます。
テンプレートの使用
メインメニューからすべてのDesignerテンプレートにアクセスすることができます。テンプレートを以降のプロジェクトの開始点として使用するには、次の手順を実行してください。
ファイル > テンプレート から[テンプレート]ウィンドウにアクセスします。
使用するテンプレートを見つけます。テンプレートの数が多い場合、目的のテンプレートを見つける方法がいくつかあります。
プロジェクトタイプタブを使用して、 すべて 、 ワークフロー 、 マクロ 、 アプリケーション 間を切り替えます。これにより、選択したタブに一致するテンプレートのみが表示されます。
検索 ボックスを使用して、テンプレートを名前で検索します。
名前 、 最終更新日 、 メタ情報の説明 列ヘッダーを使用して、テンプレートのリストを並び替えます。
使用するテンプレートを見つけたら、 テンプレートの使用 を選択します。プロジェクトがDesignerで開き、必要な更新を開始できます。
重要
テンプレートからプロジェクトを開くと、保存されていないワークフロー、マクロ、アプリケーション テンプレートファイル として開きます。必要な更新を行ったら、通常のワークフロー、マクロ、アプリケーションと同様にプロジェクトを保存する必要があります。
テンプレートの編集
必要に応じて、既存のテンプレートを更新できます。実行するには、次の手順に従います。
ファイル > テンプレート から[テンプレート]ウィンドウに移動します。
編集または更新するテンプレートを見つけます。テンプレートの数が多い場合、目的のテンプレートを見つける方法がいくつかあります。
プロジェクトタイプタブを使用して、 すべて 、 ワークフロー 、 マクロ 、 アプリケーション 間を切り替えます。これにより、選択したタブに一致するテンプレートのみが表示されます。
検索 ボックスを使用して、テンプレートを名前で検索します。
名前 、 最終更新日 、 メタ情報の説明 列ヘッダーを使用して、テンプレートのリストを並び替えます。
編集するテンプレートを見つけたら、その三点リーダーメニュー(⋮)を選択し、 テンプレートの編集 を選択します。テンプレートファイルがDesignerで開き、必要な変更を行うことができます。
テンプレートの更新が終了したら、テンプレートを保存します。
テンプレートの削除
テンプレートが不要になった場合は、削除することができます。テンプレートを削除する手順は、次のとおりです。
ファイル > テンプレート から[テンプレート]ウィンドウに移動します。
削除するテンプレートを見つけます。テンプレートの数が多い場合、目的のテンプレートを見つける方法がいくつかあります。
プロジェクトタイプタブを使用して、 すべて 、 ワークフロー 、 マクロ 、 アプリケーション 間を切り替えます。これにより、選択したタブに一致するテンプレートのみが表示されます。
検索 ボックスを使用して、テンプレートを名前で検索します。
名前 、 最終更新日 、 メタ情報の説明 列ヘッダーを使用して、テンプレートのリストを並び替えます。
削除するテンプレートを見つけたら、その三点リーダーメニュー(⋮)を選択し、 削除 を選択します。表示された [テンプレートの削除] ダイアログで、 削除 を選択して確定するか、 閉じる を選択して [テンプレート] ウィンドウに戻ります。
警告
削除は恒久的です。テンプレートの削除を確定すると、復元することはできません。
テンプレートファイルの種類
Designerテンプレートの各種類には、ソースプロジェクトのファイルの種類に合致する固有のファイルの種類があります。テンプレートファイルの種類は次のとおりです。
YXTD (ワークフローテンプレート): ワークフロー(YXMD)から作成されたものです。
YXTC (マクロテンプレート): マクロ(YXMC)から作成されたものです。
YXTZ (分析アプリケテンプレート): 分析アプリ(YXWZ)から作成されたものです。