[MBアフィニティー]ツールは「トランザクション」データを取り出し、各行がトランザクションであり列がトランザクションに現れる「アイテム」のセットであるマトリックスを構成します。アイテムがトランザクション内に存在した場合、そのアイテムはマトリックスに1の値を持ち、存在しなかった場合には0を持ちます。次いで、マトリックスは、同じトランザクションになる可能性に関して異なるアイテム間のアフィニティー測定のマトリックスを作成するために使用されます。その結果、500個のアイテムがある場合、それによって生じるマトリックスには500個の行と列があります。
このツールは、トランザクションレコードの数に対応しますが、処理できるユニークなアイテムの数には制限があります。一般的なノートPCとデスクトップPCの構成を使用する場合、ユニークなアイテム数は大体3,000~5,000に制限されます。
このツールはRツールを使用します。[オプション] > [予測ツールのダウンロード]に移動し、[Alteryxダウンロードとライセンス]ポータルにサインインして、Rツールで使用するパッケージとRツールをインストールします。参照: 予測ツールのダウンロードと使用
トランザクションキーフィールドを選択: 選択するフィールドは、数値で、トランザクションのIDを含む必要があります。
アイテム識別子を含むフィールドを選択: 選択するフィールドには、比較するアイテムの名前またはIDが含まれる必要があります。
親和性尺度:
コサイン距離: 2つのアイテム間の距離(非類似性)の度合い。この値は0(最も類似)から1(最も類似していない)の間です。
コサイン類似度: 2つのアイテム間の類似の度合い。この値は0(類似が最も低い)から1(類似が最も高い)の間です。
共起: 両方のアイテムが存在していたトランザクションの数
データチャンクあたりのレコード数: 同時に処理されるレコードの最大数。