同じマシンへの別バージョンのDesignerのインストール
管理者バージョンと非管理者バージョンで別々のリリースを選択すると、同じマシンに2つのDesignerバージョンを同時にインストールできます。これは、複数のバージョンでワークフローを構築する必要がある場合に便利です。たとえば、同僚が旧いバージョンを使用していて、新しいバージョンで新機能をテストしたり、トラブルシューティングを行ったりする必要がある場合などです。
必要条件
Alteryx Designer - 全バージョン
Windowsオペレーティングシステム
注記
バージョン20.4をインストールする場合は、バージョン20.4でPythonのアップグレードがあるため、Pythonベースのツールを再インストールする必要があります。Pythonベースのツールを使用したワークフローは、ツールを再インストールした後は、Designerの20.4バージョンでのみ実行できます。2つのバージョンがインストールされている場合、Python 3.8に基づいていないインストール環境(20.4より古いAlteryxバージョン)では実行できない可能性があります。
Designer のインストール
別のバージョンのDesignerをインストールするには、次の手順を実行します。
Designerのバージョンを確認するには、[ ヘルプ ] - [ Alteryx Designerについて ]に移動します。
Alteryxライセンス&ダウンロードポータル から管理者版または非管理者版のうち使用していない方のDesignerをダウンロードして、インストールを続行します。
予測ツールをインストール
2つの異なるバージョンのAlteryx Designerとそれぞれに対応する予測ツールをインストールする場合は、次の順序でインストールします。
Alteryx Designer の 管理者バージョン をインストールする。
Alteryx R/予測ツール の 管理者バージョン をインストールする。
Alteryx Designer の 非管理者バージョン をインストールする。
Alteryx R/予測ツール の 非管理者バージョン をインストールする。
追加情報
両方のインストールで同じライセンスが使用されます。
両方のバージョンを同時に実行できます。Designerの両方のバージョンは同じリソースの使用で競合することに注意してください。したがって、Designerの両方のインスタンスで同時に重いワークフローを実行することはお勧めしません。
Alteryx Server 11.5以降では、新しいバージョンのDesignerで作成されたワークフローを開くことができます。その場合は、ワークフローが新しいバージョンのDesignerで作成されたことを示す警告メッセージが表示され、続行するかどうかを確認します。[ はい ]を選択するとワークフローが開きますが、使用しているバージョンにない機能やツールを使用している場合は、無効になるか、 「?」 ツールとして表示されます。これにより、互換性を確保するためにワークフローを調整する必要があるかどうかを判定できます。