時系列予測ファクトリーツールは、指定した将来の期間数について、ARIMAモデルまたはETSモデルのグループから予測を提供します。さらに、2つの異なるユーザー指定パーセンテージ信頼レベルに対して、上限および下限の信頼間隔限界が設けられます。各信頼水準について、true値が提供された範囲内に収まると予想される確率は、信頼水準のパーセンテージに対応します。
このツールはRツールを使用します。[オプション] > [予測ツールのダウンロード]に移動し、[Alteryxダウンロードとライセンス]ポータルにサインインして、Rツールで使用するパッケージとRツールをインストールします。詳細については、予測ツールのダウンロードと使用を参照してください。
注記
このツールは、Alteryx Designer または R ツールでは自動的にインストールされません。このツールを使用するには、Alteryx Community Galleryからダウンロードしてください。
時系列予測ファクトリーツールには入力データ用の2つのアンカーがあります。
Mアンカー: 時系列モデルファクトリーツールにより生成されるARIMAまたはETSのモデルオブジェクトのAlteryxストリーム。通常、M入力に時系列モデルファクトリーツールのO出力を使用します。時系列モデルファクトリーツールは、一部のモデルの生成に共変量を使用し、他のモデルに共変量を使用しないため、これらのモデルに同じ時系列予測ファクトリーツールを使用して、共変量のあるモデルと、それのないモデルをフィルタリングすることを推奨します。
Cアンカー:(オプション): 共変量フィールドの将来の値。共変量が使用される元のモデルの場合にだけ、この入力を使用します。この入力の行数は、共変量を持つグループの数と予測される期間の数との積に等しくなければなりません。
ポイント予測のフィールド名: グループのポイント予測が含まれる列の名前を入力します。ポイント予測は、信頼区間とは対照的に、予測で報告された値です。
より大きな信頼区間のパーセント値: 1から99の間の値を設定します。一般的な値は95または99パーセントです。たとえば、95%の信頼区間の場合、Trueの値がこの区間内に入る確率は95%です。
より小さな信頼区間のパーセント値: 1から99の間の値を設定します。一般的な値は80または90パーセントです。
予測する将来の期間の数(モデル内の共変量を想定しない): 予測する期間の数を指定します。
各出力アンカーに閲覧ツールを接続して、結果を表示します。
Nアンカー: 共変量を使用しないモデルの予測と信頼限界が含まれるデータストリーム。
Cアンカー: 共変量を使用するモデルの予測と信頼限界が含まれるデータストリーム。