注記
App Builderは、Alteryx Analytics Cloud Platformで利用可能な、新しくて革新的な製品です。より洗練され、強化されたユーザーエクスペリエンスを提供するために、機能は予告なく変更される場合があります。ご理解に感謝するとともに、Alteryxコミュニティ では、App Builderの継続的な改善のため、フィードバックをお待ちしています。
App Builderユーザーインターフェースは[オーケストレーション]キャンバスと[デザイン]キャンバスで構成されており、そこでツールやコンポーネントにアクセスしてアプリケーションを構築および設計することができます。
App Builderキャンバスは、アプリを作成するエリアです。アプリは、データフロー(または一連のツールと変数)と、静的コンポーネントおよびインタラクティブコンポーネントで構成され、これらを組み合わせてインタラクティブなWebアプリケーションを作成します。App Builderは、[ オーケストレーション]と[デザイン]の2つのキャンバスに分かれています。
オーケストレーション: データを統合し、ツールや変数を追加して、アプリに追加できるようにします。
ツールがデータセットへの接続に失敗すると、[オーケストレーション]キャンバスにエラーメッセージが表示されます。これは、データフロー内で起きた問題をトラブルシューティングして解決するのに役立ちます。
The Orchestrate canvas empty state shows a link to the 8-step Build Your First App tour when a user has five or fewer apps across all workspaces.
デザイン: アプリ自体を編集して設計します。オーケストレーションからツールや変数を追加したり、見出しや画像などのビジュアルコンポーネントを追加したり、アプリ内の要素の色を変更したりします。
[デザイン]キャンバスは、ツールがデータの取得に失敗したときに即座にフィードバックを提供します。これは、アプリの設計フェーズの早い段階で問題に対処するのに役立ちます。
キャンバスの下にあるインタラクティブ結果グリッドで、App Builderのデータを表示します。データを表示するには、データフローでツールまたはアンカーを選択します。ツールまたはアンカーからのデータが結果グリッドに表示されます。
データフローツールに関するメッセージを表示するには、
キャンバス上のツールを選択します。
結果グリッドで、[メッセージ] を選択してメッセージビューにアクセスします。
メッセージの種類を選択します。
各メッセージには、ツールの名前とツールIDがカッコ内に表示されます。データフロー内の各ツールには、削除されたツールも含めて、番号が付けられます。ツールIDは、データフロー内のツール番号を示します。メッセージ内のツール名へのリンクを選択して、データフロー内のツールを選択します。
結果グリッドには、2つのメッセージタイプが表示されます。
警告: 警告によってデータフローの実行が失敗することはないものの、警告の内容を確認する必要があります。
エラー: ツールが正しく設定されていません。
メインメニューからウィンドウと一般的なアクションにアクセスします。
キーボードを使用して、 App Builderのアプリに移動して変更を加えます。App Builderで使用できるキーボードショートカットの完全なリストについては、App Builderのキーボードショートカットを参照してください。
アプリの名前を変更するには、アプリの現在の名前のテキストボックスを選択し、新しい名前を入力します。[Enter]キーを押して新しい名前を保存します。
アプリがさまざまなデバイスでどのように見えるかを確認するには、画面アイコンを選択してからデバイスを選択します。キャンバスのサイズは、選択したデバイスに合わせて変更されます。デバイス設定を編集するには、[編集メニュー]から[キャンバス設定]を選択します。
アプリが利用者にどのように見えるかのプレビューを見るには、目のアイコンを選択します。アプリがすでに公開されている場合は、公開済みアプリまたはサンドボックスアプリを選択してプレビューできます。アプリが新しいブラウザタブで開きます。
データの読み込みに問題がある場合、プレビューにエラーメッセージが表示されます。これにより、ユーザーはアプリを公開する前に問題を特定して対処することができます。
ワークスペース内の誰かとアプリを共有するには、共有アイコンを選択します。このアプリが公開済みの場合は、共有するアプリのバージョンを選択します。組み込み可能なiframe HTMLタグか、リンクとしてアプリを共有できます。選択した共有方法の横にあるコピーアイコンを選択して、タグまたはリンクをコピーします。共有アプリを操作するには、ライブラリを使用した関連するすべてのアセットへのアクセス権が必要です。
重要
関連するすべてのアセットをアプリと一緒に共有する必要があります(ワークフローやデータセットなど)。
App Builderでは、データ読み込みの進行状況を視覚的に示すインジケーターが各キャンバスで表示されるようになりました。
オーケストレーション: [オーケストレーション]キャンバスには、データ読み込み処理中のすべてのツールについてロードインジケーターが表示されます。このインジケーターは、ツールの出力アンカーからデータが出力可能になると消えます。
デザイン: [デザイン]キャンバスには、ドロップダウンやテーブルなどのデータを取得するインタラクティブデザインツールについてロードインジケーターが表示されます。このインジケーターは、データが完全に読み込まれて表示されると消えます。
アプリ作成者は、アプリを他のユーザーが利用できるように、公開することができます。アプリを公開すると、そのアプリはどこかに一般公開されるわけではなく、App Builder内で公開された状態が作成されるだけであることに注意してください。アプリへの変更、テスト、他のユーザーとのレビューは、アプリを公開または再公開する前にサンドボックス環境で行うことができます。サンドボックス環境で行われた変更は、公開または再公開されるまでアプリに表示されません。
注意
アプリを削除すると、アプリのすべてのバージョン(公開済み、未公開のどちらも)が削除されます。
App Builderの作成者はサンドボックスアプリを開発し、完成したアプリを公開済み状態にプロモートできます。サンドボックスアプリで保存された変更は、公開されるまでアプリに表示されません。
アプリを初めて公開するには、[公開]を選択して公開ダイアログを開きます。
必要に応じて、アプリのカスタマイズされたパスを入力します。カスタムパスは、共有リンクとiFrame URLリンクの両方を更新します。カスタムパスに加えた変更は、アプリ内に保存されます。
注記
カスタマイズされたパスは、アプリを非公開にした後、再度公開することによってのみ変更できます。
[公開]を選択してアプリを公開します。
アプリを再公開すると、本番環境ののアプリの現在のバージョンが上書きされます。アプリを再公開するには、[公開]を選択して公開ダイアログを開きます。アプリが保存された最終日時が参照用に表示されます。なお、アプリを非公開にしない限り、カスタマイズされたパスを変更できないことに注意してください。[公開]を選択してアプリを再公開します。
アプリを非公開にすると、再公開されるまでユーザーは公開リンクを使用できません。アプリを非公開にするには、[ファイル]メニューから[非公開]を選択します。ダイアログから[非公開]を選択して、アプリを非公開にすることを確定します。