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デバッグワークフロー

分析アプリまたはマクロワークフローを設計する場合、開発者はユーザー体験をシミュレートするテストを実行できます。これは、分析アプリまたはマクロワークフローのトラブルシューティングに役立つ便利な機能です。テストが実行されると、デバッグワークフローが作成され、現在のAlteryxセッションの新しいタブで開きます。

デバッグワークフローの作成

アプリケーションまたはマクロをテストするには、次の手順を実行します。

  1. インターフェースデザイナーウィンドウ を開きます (Ctrl+Alt+D キーボードショートカットを使用するか、[ 表示 ] メニューからアクセス)

  2. [ テストビュー ] アイコン を選択して、テストオプションを表示します。

デバッグワークフローは元のデザインワークフローとよく似ていますが、テストで指定された選択のみが含まれます。これは、分岐が正しく設定され、選択が適切に更新され、他のアクションが期待どおりに実行されていることを確認するのに非常に役立ちます。

さらに、 分析アプリの値 アクションログ を含むワークフローキャンバスの上部に デバッグログ のテキストボックスが表示されます。下矢印アイコンを選択すると、デバッグログの詳細を展開表示します。

デバッグワークフローの設定

デバッグワークフローは一時的なワークフローなので、機能させるためには以下のような点を若干修正する必要があります。

  1. 閲覧ツール: 元のワークフローの閲覧ツールは、デバッグワークフローには表示されません。これらは手動で追加する必要があります。

  2. 注釈: 注釈は最初のデザインを反映し、更新されたツール構成は反映しません。例えば、分析アプリでフィルタを更新しているとします。元のデザインが[値] > 50で、デザインワークフローでは、フィルタツールを使用してこの式を注釈に表示します。ユーザーがこの値を指定するための質問に答えると、フィルタツールはデバッグワークフローで [Value] >75 に更新されますが、デバッグワークフロー内の注釈は元の注釈のままです。従って、フィルタツールをクリックしてその構成を表示して、更新が行われたことを確認する必要があります。

  3. ワークフローの実行: 作成されたデバッグワークフローはまだ実行されていないため、上に示したような調整をいくつか行った後にワークフローを実行する必要があります。