ツールごとに学習
時系列プロットツールには「ツールごとに学習」が用意されています。サンプルワークフロー を参照して、このサンプルを含むさまざまなサンプルをAlteryx Designerで直接利用する方法をご確認ください。
時系列プロットツールは、時系列データについて詳細に理解し、予測モデルの開発を進める方法を決定する際に役立つ、さまざまな単変量時系列プロットを提供します。
使用可能なプロットは以下の通りです。
元の時系列を変換する必要があるかどうかや、系列に外れ値があるかどうかを評価するのに役立つ基本的な時系列プロット。
時系列に季節性があるかを評価できる季節的プロット。
時系列の根本的な性質が季節によって異なるかどうかを評価できる季節変動プロット。
自己回帰関数プロットと部分自己回帰関数プロットは、根本的な自己相関の性質を決定し、ARIMAモデルを作成するためのデータ差分が必要かどうかを評価するのに役立ちます。
元のデータ、データの傾向、データの季節性、季節性と傾向を考慮した後の残差に関する情報を視覚的に調べることができる、時系列分解プロット。時系列分解プロットは、ノンパラメトリック回帰(レス)R関数stl()を使用することに基づいています。
HyndmanとAthanasopoulosのオンラインブック予測: 原則と実践の第2章と第6章に、このツールのプロットとメソッドについて詳細な説明があります。
注記
このツールはRツールを使用します。[オプション] > [予測ツールのダウンロード]に移動し、[Alteryxダウンロードとライセンス]ポータルにサインインして、Rツールで使用するパッケージとRツールをインストールします。予測ツールのダウンロードと使用を参照してください。
時系列プロットツールにはDesignerデータストリームが必要です。
[設定]タブを使用して、時系列プロットのコントロールを設定します。
ターゲットフィールドを選択: 時系列プロットを作成するデータストリームからフィールドを選択します。このフィールドの測定は、一定の時間間隔(例: 毎日、毎月、四半期など)で行う必要があります。
ターゲットフィールドの頻度: ターゲットフィールドの観測時間間隔を選択します。
時系列開始期間(オプション): このオプションで時系列の開始期間を指定できます。The year the series startsとThe week, month (numeric), or quarter of the series startを設定すると、予測プロットに反映されます。[ターゲットフィールドの頻度]が[毎時]、[毎日(すべての日)]、[毎日](平日のみ)]のいずれかに設定されてる場合、このオプションは使用できません。
プロットタイプ: プロットタイプを選択します。
[グラフィックオプション]タブを使用して、出力プロットのコントロールを設定します。
プロットサイズ: グラフのサイズをインチとセンチメートルのどちらにするかを選択します。
グラフの解像度: グラフの解像度を1インチあたりのドット数で選択します: 1x (96 dpi)、2x (192 dpi)、3x (288 dpi)
解像度を低くするとファイルサイズが小さくなり、モニターでの表示に最適です。
解像度を高くするとファイルサイズが大きくなり、印刷品質が向上します。
ベースフォントサイズ (ポイント): グラフ内のフォントのサイズを選択します。
各出力アンカーに閲覧ツールを接続して、結果を表示します。
Rアンカー: カスタムレポートの作成に使用できるAlteryx R-Graphオブジェクト。
Iアンカー: プロットと指標で構成されるインタラクティブなHTMLダッシュボードです。可視化ツールとやり取りするさまざまなグラフィック要素を選択すると、より多くの情報、値、指標、分析が表示されます。
予想される動作: プロットの計算
予測プロットでは、以下のいずれかの構成設定の場合、計算に既定の日付が使用されます。
[ターゲットフィールドの頻度]が[毎時]、[毎日(すべての日)]、[毎日(平日のみ)]のいずれかに設定されている。
[ターゲットフィールドの頻度]が[毎週]、[毎月]、[四半期]、[毎年]のいずれかに設定され、[時系列開始期間]が設定されていない。
使用される既定の日付はさまざまで、その計算はランダムです。